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シンギュラリティサロン@東京#11開催のお知らせ

シンギュラリティサロン@東京「第11回公開講演会」を、次の通り開催します。

日時 2016年6月26日(日) 13:30-15:30 <- 曜日の誤記を訂正しました(2016.6.1)
場所 大手町サンケイプラザ310号室(東京都千代田区大手町1-7-2)
題目
13:30-15:00 「加速する人工知能研究の未来」 栗原 聡 (電気通信大学大学院情報システム学研究科教授/人工知能学会理事・編集長/ドワンゴ人工知能研究所客員研究員/科学技術・学術政策研究所客員研究官)
15:00-15:30 自由討論

定員 100名(先着順)
※入場料無料 

講演概要
Deep Learningを起爆剤として社会的に高く注目されている人工知能研究であるが,Deep Learningの基本的なアイデア自体はかなり前に提案されたものばかりである.では,なぜ今Deep Learning研究がこれほど盛んに行われているのであろうか?
本講では,まず,現在の人工知能研究ブームの背景を整理するとともに,Deep Learning研究の動向を概観する.そして,これからの人工知能研究の展開について議論する.「感情や意識を持つ人工知能は実現できるのか?」「汎用人工知能という言葉があるが,汎用とはどういう意味なのか?」「スーパー人工知能とは?」そして「進化する人工知能と人とのこれからの関係」などについて考察する.

共催
株式会社ブロードバンドタワー

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シンギュラリティサロン#17 開催のお知らせ

シンギュラリティサロン#17(第17回公開講演会)を、次の通り開催します。

日時 2016年6月19日(日)13:30- 15:30
場所 グランフロント大阪・ナレッジサロンプレゼンラウンジ(アクセスはこちら

講演題目
「実用化が進む進化計算とその応用」
大林 茂(東北大学流体科学研究所・所長/教授)

定員 100名(先着順。申し込み多数の場合は、悪しからずお断りする場合があります。)
※入場料無料 ご来場の際はナレッジサロン受付けでお名前を伝えてください。

講演概要
進化計算やデータマイニングは人工知能研究の一部であるが、ものづくりの現場での実用化が進んでいる。2015年11月に初飛行を成功させたMRJ(三菱リージョナルジェット)をはじめとする機械設計への適用例を通して、実用化の最先端を紹介する。


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共催
株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

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シンギュラリティサロン#15 美馬達哉「脳科学とエンハンスメント・その可能性と倫理」

さる2016年4月17日(日)、グランフロント大阪・ナレッジサロンにてシンギュラリティ・サロン「第15回公開講演会」を開催しました。

今回は、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授の美馬達哉氏が、「脳科学とエンハンスメント その可能性と倫理」と題してお話されました。

以下、講演要旨です。

シンギュラリティの前段階である脳刺激やエンハンスメント(機能増強)といった、「人間の能力を増強すること」が一体どういう意味を持つのか。また、私の専門である神経内科・脳科学の領域で今、何ができるのか。今日はその現状をご理解いただけるといいかと思う。

脳神経倫理(ニューロエシックス)がなぜ必要か

私が立命館大学に移るきっかけの一つになったのが、脳神経倫理(ニューロエシックス)を調べたことだ。人間の脳は宇宙と同じくらい難しいなどと例えられるほど、脳を理解するのは非常に困難である。仮に脳内の情報を読み取れるようになると、その人が何を考えているかが解る。これは大問題だ。観察は科学の始まりである。そして観察して理解することは、強い言葉でいうと支配しコントロールすることとつながるのだ。例えば教育や宗教のように、言葉を使って人の心や行動を変えることはできるだけでなく、物質的なテクノロジーによっても変えることができるとすればどうなるのか?その限界はあるのか?どこまでやっていいのかという議論が今、でてきている。これらがエシックスにつながる。
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シンギュラリティサロン#16 開催のお知らせ

シンギュラリティサロン#16(第16回公開講演会)を、次の通り開催します。

日時 2016年5月15日(日)13:30- 15:30
場所 グランフロント大阪・ナレッジサロンプレゼンラウンジ(アクセスはこちら

講演題目
「名人の技、その身体の動きは普通のプロとは違うのか」
姫野 龍太郎(理化学研究所・情報基盤センター (ACCC) センター長)

定員 100名(先着順。申し込み多数の場合は、悪しからずお断りする場合があります。)
※入場料無料 ご来場の際はナレッジサロン受付けでお名前を伝えてください。

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シンギュラリティサロン@東京#10開催のお知らせ

シンギュラリティサロン@東京「第10回公開講演会」として、今回は理化学研究所様のご協力をいただきまして、和光地区に設置されているスーパーコンピュータ「Shoubu(菖蒲)」の見学会を開催します。特に菖蒲を利用したい方はぜひ参加して下さい。

日時 2016年5月13日(金)見学会:15:00-17:30、懇親会:17:30-19:30
場所 理化学研究所(埼玉県和光市広沢2−1)
大河内ホール(見学:情報基盤棟)
懇親会会場:理化学研究所広沢クラブ
題目
15:00-15:30 理研・菖蒲システムの紹介と利用計画 黒川 原佳 (理化学研究所 情報基盤センター)
15:30-16:00 菖蒲システム 齊藤 元章(株式会社PEZY Computing 創業者・代表取締役社長)
16:00-16:30 内部アーキテクチャ 鳥居 淳 (株式会社ExaScaler CTO)
16:30-17:30 菖蒲および4Dシアターの見学(3班に分かれて実施)
17:30-19:30 懇親会(30名で予定)

定員(先着順) 見学会:95名、懇親会(¥3,000):50名

※懇親会の参加希望の方が多いようなので、20名追加いたしました。もし、すでに「見学会のみ」で申し込んでいて、「懇親会も参加」に変更したい方は、お手数ですが、一度、「見学会のみ」をキャンセルし、あらためて「懇親会も参加」でお申し込み願います。

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シンギュラリティサロン#15 開催のお知らせ

シンギュラリティサロン#15(第15回公開講演会)を、次の通り開催します。

日時 2016年4月17日(日)13:40- 15:30
場所 グランフロント大阪・ナレッジサロンプレゼンラウンジ(アクセスはこちら

講演題目
「脳科学とエンハンスメント その可能性と倫理」
美馬達哉(立命館大学大学院先端総合学術研究科・教授)

定員 100名(先着順。申し込み多数の場合は、悪しからずお断りする場合があります。)
※入場料無料 ご来場の際はナレッジサロン受付けでお名前を伝えてください。

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シンギュラリティサロン#14 松田卓也「日本からシンギュラリティが起きる?」

さる2016年2月27日(土)、グランフロント大阪・ナレッジサロンにてシンギュラリティ・サロン「第13回公開講演会」を開催しました。

今回は、わがシンギュラリティサロン主宰・松田卓也先生の登壇! 「来るべきシンギュラリティ」と題して、この1年のさまざまな講演もふまえ、独自の「シンギュラリティ論」をさらにパワーアップして展開されました。

講演の前に開催された、ナレッジイノベーションアワード最終選考回では、めでたく、「コト」部門・優秀賞を受賞。折しも、記念講演?となりました。

(講演要旨は別途追記します)

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*講演資料:

シンギュラリティサロン@東京#9開催のお知らせ

シンギュラリティサロン@東京「第9回公開講演会」を、次の通り開催します。

日時 2016年4月23日(土)13:30-15:30
場所 航空会館(東京都港区新橋 1-18-1)
題目
13:30-15:00 「人工知能の新しい潮流 ~ 汎用人工知能の実現に向けて」 市瀬龍太郎国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系)
15:00-15:30 自由討論

定員 50名(先着順)
※入場料無料 

講演概要
近年の人工知能技術の発達により,これまでに機械でできなかった多くの知的作業が機械で代替できるようになってきています.この背景には,いくつかの人工知能関連技術の革新があり,その技術は,今後,汎用人工知能に結集していくことが期待されます.本講演では,現在,人工知能の世界で起こっている新たな潮流を概観し,汎用人工知能の実現に向けた展望について述べます.

共催
株式会社ブロードバンドタワー

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シンギュラリティサロン#13 井上智洋「第二の大分岐-汎用人工知能は雇用を奪うか?経済成長をもたらすか?人々は遊んで暮らせるか?-」

さる2016年2月27日(土)、グランフロント大阪・ナレッジサロンにてシンギュラリティ・サロン「第13回公開講演会」を開催しました。

第13回目となる「シンギュラリティ・サロンは、駒澤大学経済学部の井上智洋氏を講師に迎え、「第二の大分岐−汎用人工知能は雇用を奪うか?経済成長をもたらすか?人々は遊んで暮らせるか?−」というタイトルで、マクロ経済の視点からAIが経済や雇用に与える影響について話が行われました。

AIの登場が人々の生活や仕事にどのような影響を与えるのか? 雇用を奪うか? それとも遊んで暮らせるようになるのか? といった話題がとりあげられ、その背景にある技術や社会背景についても解説されました。

2030年には人と同じレベルの知性を持った汎用人工知能(以下汎用AI)が登場すると分析。それによって、第4次産業革命という大きな技術革命がもたらされると予想されています。それからさらに汎用AIが普及するまで15年ぐらいかかることから、著書などで予測されている2045年頃にはシンギュラリティが到来する可能性があるともしています。

その際に最も影響を受けるのが労働で、囲碁AIのAlpha Goのような特定の分野で能力を発揮する特化型AIによる技術的失業の時代がやってくるのではないかと言われています。また、汎用AIが登場するとほとんどの仕事がなくなる可能性があり、労働や雇用のあり方そのものを変える必要が出てきます。その大きな変化がおきるのが井上氏が提唱する「第二の大分岐」であり、それに備えて今から汎用AIの研究開発に取り組むことが国の成長にも大きく影響を与えるだろうと指摘されています。

シンギュラリティが到来することに対して多くの人が心配しているのが「AIに仕事を奪われるかもしれない」ということでしょう。それに対し井上氏は「2045年にはAIのおかげで全人口の1割だけが働き、残りは所得配分で遊んで暮らせるようになるかもしれない」という大胆な意見を持っており、「ほとんどの労働をロボットが行うようになれば、人々は労働から解放され、人生を充実させるためにしたいことをするだけでいいユートピアがやってくるかもしれないと」とも話しています。

ただし、遊んで暮らせるようになるには、所得を再配分する仕組みが必要で、その点は、成人全員に株を配るクーポン型市場社会主義や国民全員に最低限の生活費を支給するベーシックインカムなどの解決案があるのではないかとしています。さらに、大きな生活格差が生じないよう、資本を独占されない仕組みや税収のあり方を考える必要があり、「シンギュラリティをユートピアにするには、技術的な課題と合わせて現実に起きる問題を見つめられる専門家がもっと関わることが大事」であるとしています。

そのための活動の一つとして、井上氏は、前回のシンギュラリティサロンに登壇した高橋恒一氏とともに「AI社会論研究会」というAIが社会にもたらす影響についてさまざまな議論を行う勉強会を開催されています。

AI社会論研究会

(報告:野々下 裕子)

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*講演資料:

シンギュラリティサロン#14 開催のお知らせ

シンギュラリティサロン#14(第14回公開講演会)を、次の通り開催します。

日時 2016年3月26日(土)19:00- 21:00
場所 グランフロント大阪・ナレッジサロンプレゼンラウンジ(アクセスはこちら

講演題目
「日本からシンギュラリティが起きる?」
松田卓也(神戸大学名誉教授 株式会社ブロードバンドタワー顧問 シンギュラリティサロン主宰)

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