https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202108/detail20210828.php
シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人類がついてゆけないほどのスピードで科学技術が猛烈な発展をはじめるときのことを言います。その結果として人間を超越する「超知能」が生まれたとき、人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。
シンギュラリティサロン#51のテーマは「AIと知覚心理学」。講師には、大脳の数理モデルを組み込んだニューラルネットを使用して人の視覚をシミュレートするAI開発に取り組んでおられる、渡辺英治氏をお迎えします。
■開催日時と申込み
【日時】2021年8月28日(土)13:30 – 15:30
【方法】YouTube Liveでのオンライン配信
※視聴URL:https://youtu.be/XOkpR5QzG-I
※SpringXイベントページ:https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202108/detail20210828.php
【参加費】 無料
【定員】なし
※本イベントは、上のリンクから誰でもご視聴いただけますが、Peatixチケットの申込みをいただいた方には、本イベントのリマインダーや今後のシンギュラリティサロンのご案内をお届けしますので、できればご登録をお願いします。
また、SpreingXメンバーに登録(https://kc-i.jp/springxform 無料)いただければ、シンギュラリティサロン以外に、SpringX主催の講義・イベントのご案内をSpringX事務局からお届けします。こちらもこの機会にぜひご登録ください!
■タイムスケジュールと概要
13:30 – 13:35 ご挨拶(一般社団法人ナレッジキャピタル 松川泰氏)
13:35 – 13:40 講師紹介
13:40 – 14:40 講演 「ヒト型視覚AIが心理学に出会う」
【講師】
渡辺 英治 氏 自然科学研究機構 基礎生物学研究所 准教授
大阪大学理学部生物学科卒業後、同基礎工学部生物工学研究科にて学位を取得(工学博士)。自然科学研究機構・基礎生物学研究所の助教を経て准教授。研究テーマは、知覚の神経アルゴリズムの解明。分子生物学から人工知能まで数々の手法を駆使して脳の秘密に挑んでいます。新作錯視の作成にも力を入れており、錯視錯聴コンテスト入賞3回あり。趣味が高じて推理系ロマン派古代史本の出版をしたことも。
ウェブページ:https://www.nibb.ac.jp/sections/neurobiology/watanabe_e/
【講演概要】
本講演では、興味深い錯視の数々をご紹介すると共に、ヒト型視覚AIで数多くの錯視が再現されること、ヒトの心理実験と組み合わせることで科学的発見が加速されること、さらにはヒト型視覚AIと遺伝的アルゴリズムを組み合わせることで錯視の創作がおこなえることなどをご紹介する。もし主観的な視覚世界を意識の一部として認めるのであれば、本研究は意識研究の一里塚として貴重な知見を人類にもたらすのではないかと期待して話題提供をおこなう。
14:40 – 15:30 座談会 「ヒト型視覚AI・錯視・心理学とシンギュラリティ(仮題)」
【登壇者】渡辺 英治 氏
+ 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)
(座談会の最後には視聴者からの質問に答える、Q&Aコーナーも設ける予定です。)
【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)
■シンギュラリティサロンとは
シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、SpringX超学校ONLINEで、リアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。
■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局 admin@singularity.jp
主催
シンギュラリティサロン
共催
株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル