シンギュラリティサロン#52「ウェアラブルがやってきた!次はサイボーグ化に備えよ」

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回のシンギュラリティサロンは、シンギュラリティサロン副主宰・塚本昌彦教授による、ウェアラブルとサイボーグのお話です! 最近「進化」が激しいウェアラブルデバイスの動向から、その先に来る、サイボーグ、そして、シンギュラリティへまで、塚本先生の予測と予想のアップデート。「人類サイボーグ化計画」を夢見る「ウェアラブルのエヴァンジェリスト」の予言にご期待ください!

■開催日時と申込み

【日時】2021年9月26日(日)

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と講師紹介

13:40 – 14:40 講演 「超ウェアラブルがやってきた!次はサイボーグ化に備えよ」

【講師】塚本昌彦(つかもとまさひこ)氏 
神戸大学大学院工学研究科教授、シンギュラリティサロン副代表

プロフィール
工学博士。シンギュラリティサロン副代表。1989 京大・工・修士了、シャープ入社、1995 阪大・工・情報システム講師、1996 同助教授、2004より現職 NPOウェアラブルコンピュータ研究開発機構理事長、NPO日本ウェアラブルデバイスユーザー会会長。
ヒューマンインタフェースの研究を進める一方、「ウェアラブルの伝道師」として、全国各地のイベント・メディアで、ウェアラブルデバイスの普及活動を精力的に続けている。

【講演概要】
20年にわたりウェアラブルの研究・実践を行ってきたがようやく広まりつつある。数年後は皆がスマートグラスとスマートウォッチ、その他のウェアラブルデバイスを平均5~10個ぐらいつけているようになるだろう。本講演ではまず最近のウェアラブルデバイスの展開の状況について述べる。講演者は、次のステップはサイボーグであり、その先にはマインドアップローディングや不老不死を、100年先ではなく20年先の未来と見据えている。 人間がサイボーグに進化することでAIと対等になり、サイボーグがAIとともにシンギュラリティを起こすという話をこれまでに何度か
している。今回は10年後というサイボーグ化への備えに焦点を当てる。広がる架空の空間の拡大を食い止め、人間の実世界の活動をより重視することが肝心だ。また、人権や人間中心主義も大幅な拡張・更新が必要である。そのような世界で人間の幸せとは何か、人生の目的とは何か。これらを見据えながら、「今できること」をテーマに提言を行いたい。

14:40 – 15:30 座談会 

【登壇者 塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。こちらの「シンギュラリティサロン・オンライン(YouTube Live)」は、従来のシンギュラリティサロンのテイストを踏襲しつつ、「SpringX超学校ONLINE」よりも「コア」なテーマの講演と座談会をお届けします。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル