シンギュラリティサロン#43 塚本 昌彦「ドラマ『アップロード』とマインドアップローディング」

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シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに向かう専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、2015年よりナレッジサロンを 会場に講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、SpringX超学校ONLINEから、リアルとバーチャルを横断する、新たなシンギュラリティサロンとして再始動しました。

今回は、Amazonプライムのドラマ『アップロード』を題材に、「マインド・アップローディング」技術について議論します。

■開催日時と申込み

【日時】10月11日(日)13:30 – 15:30

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信
※チケット申し込み後に、Peatixから、イベント視聴ページへのリンクが参加者に届きます。

【参加費】 無料

【定員】300名(暫定)

【参加申込み締切り】10月11日(日) 12:30

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:35 ご挨拶(一般社団法人ナレッジキャピタル 松川泰氏)

13:35 – 14:15 講演 「ドラマ『アップロード』とマインドアップローディング」

【講師】塚本 昌彦氏(神戸大学 教授、シンギュラリティサロン発起人)

【概要】
今年、 Amazon Primeビデオで配信され、話題になったドラマ『アップロード〜デジタルなあの世へようこそ〜』シーズン1。このドラマの舞台となっているのは、「マインドアップローディング」が可能になった近未来です。先日、イーロン・マスクのニューラリンク社による脳直接接続技術の発表もあり、この技術に夢と恐怖を同時に感じている人も多いのではないでしょうか。

今回のシンギュラリティサロンは、ドラマ『アップロード』に登場する技術やストーリーを追いながら、マインドアップローディングにかかわる諸問題、シンギュラリティに至る技術と社会課題について考えていきます。

※講演および座談会はドラマ『アップロード』に関する***ネタバレアリ***で行いますので、未視聴の方はご注意ください。

14:15 – 15:30 座談会 「マインドアップローディング技術は人類をどう変えるか?」

【登壇者】松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)、塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)、小林 秀章氏(「セーラー服おじさん」)

【概要】
人間の脳の情報と構造を、そのまますべてコンピュータ上に再現しようという「マインド・アップローディング」は、人類の夢である「不老不死」を実現する技術として、多くの人々の興味と関心を集めてきました。完全な「不老不死」の実現には、まだ時間がかかるかもしれませんが、最近、ニューラルリンクやFacebookなどからマインド・アップローディングのさきがけとなる技術も発表され、ドラマ『アップロード』の世界も、まったくの夢物語ではないかもしれません。

今回の座談会は、塚本氏の講演をうけて、ドラマ『アップロード』とマインド・アップローディング技術を取り上げ、この技術の可能性とそれが実現するもの、その結果として、マインド・アップローディングが人類をどう変えるかについて議論します。

(座談会の最後には視聴者からの質問に答える、Q&Aコーナーも設ける予定です。)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル