シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人類がついてゆけないほどのスピードで科学技術が猛烈な発展をはじめるときのことを言います。その結果として人間を超越する「超知能」が生まれたとき、人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。
今回のシンギュラリティサロンのテーマは「意識と創造力」。講師には、物理学から脳科学へと研究のテリトリーを広げ、両者の知見をもとに人間の「創造力」について長年研究されてきた、武田 暁 氏をお迎えします。武田さんは今年なんと98歳!生誕一世紀を間近にして、ますます冴え渡る脳細胞(神経?)から生み出される、深く斬新な知見をお届けできればと思います。
■開催日時と申込み
【日時】2022年6月4日(土) 13:30-15:30
【方法】YouTube Liveでのオンライン配信
※視聴URL:https://youtu.be/QhH3obqk7lA
※SpringXイベントページ:https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202206/detail20220604.php
【参加費】 無料
【定員】なし
※本イベントは、上のリンクから誰でもご視聴いただけますが、Peatixチケットの申込みをいただいた方には、本イベントのリマインダーや今後のシンギュラリティサロンのご案内をお届けしますので、できればご登録をお願いします。
また、SpreingXメンバーに登録(https://kc-i.jp/springxform 無料)いただければ、シンギュラリティサロン以外に、SpringX主催の講義・イベントのご案内をSpringX事務局からお届けします。こちらもこの機会にぜひご登録ください!
■タイムスケジュールと概要
13:30 – 13:35 ご挨拶(一般社団法人ナレッジキャピタル 松川泰氏)
13:35 – 13:40 講師紹介
13:40 – 14:40 講演 「意識と創造力」
【講師】
武田 暁 氏 東京大学・東北大学名誉教授
1924年東京生まれ。専門は理論物理学(素粒子論)。1946年東京帝国大学理学部物理学科卒業。1950年同大学院中退。神戸大学助教授、東京大学原子核研究所教授・同所長、東北大学理学部教授・同理学部長などを歴任。現在、東京大学・東北大学名誉教授。主な著書に、「素粒子と物理学」、「場の理論」、「物理科学への招待」、「形の科学」、「脳と物理学」(裳華房)、「脳と力学系」(講談社)、「脳は物理学をいかに創るのか」(岩波書店)、「脳はいかにして数学を生みだすのか」(丸善出版)など。
【講演概要】
誰でも意識という言葉を気軽に使っていますが、意識とは何かと問われると答えるのは困難です。意識状態を覚醒、気づき、注意、自意識の4段階に分けて、それぞれの状態を脳の異なる活性化の様子に対応させて論じます。
また抽象的な思考が創造力の源と思われますが、新たなことを創造する際の脳の働きについても論じます。脳は極めて複雑な組織ですが、誰でも自分の脳の働きを感じることができるので、脳の働きを理解することは人生の楽しみと考えます。
14:40 – 15:30 座談会 「『意識と創造力・脳と物理学』(仮題)」
【登壇者】武田 暁 氏
+ 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)
(座談会の最後には視聴者からの質問に答える、Q&Aコーナーも設ける予定です。)
【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)
■シンギュラリティサロンとは
シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、SpringX超学校ONLINEで、リアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。
■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局 admin@singularity.jp
主催
シンギュラリティサロン
共催
株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル