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シンギュラリティサロン#70「GTP-4の衝撃 〜 生成AIは私たちに何をもたらすのか」

本編

https://www.youtube.com/live/hYAsaV3LqFw

アフターサロン

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回は、今、巷で話題の「GPT-4」について様々な角度から議論したいと思います。シンギュラリティサロンのコア・メンバーである、松田・塚本・小林(セーラー服おじさん)・保田それぞれが、GPT-4を中心に、昨今の生成AIやそれらの共通基盤である大規模言語モデルについて「気になる点」「注目すべきこと」を述べ、メンバー全員で多面的に議論する予定です。

文字通り「日々」進化するAIについて最新の話題や情報をふまえながら、この革新的な技術がこの先どう発展していくのか、そして、それらが私たちの社会にどんな影響をおよぼすのかを、みなさんとともに探っていきたいと思います。

■開催日時と申込み

【日時】右参照

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と「いつもの雑談」

13:40 – 14:20 ミニ講演(X4)

□ ミニ講演1 「GPT-4がもたらす産業革命」松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)

□ ミニ講演2 「GPT-4がもたらす生活変革」塚本昌彦 (神戸大学大学院工学研究科 教授)

□ ミニ講演3 「GPT-4 の『笑』劇 ― API 呼び出しは超簡単! ―」小林 秀章(セーラー服おじさん)

□ ミニ講演4 「GPT-4と生成AIで変わる『クリエイティブ』」 保田 充彦(株式会社ズームス代表)

14:20 – 15:25 討論 「GPT-4の衝撃〜生成AIは私たちに何をもたらすのか」

【登壇者】松田卓也、塚本 昌彦、小林 秀章 (セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信を開始しました。「シンギュラリティサロン・オンライン」では、シンギュラリティサロンの「オルターナティブ」な場として、より「コア」で「自由」なテーマ・内容をお届けしています。従来のイベント形式のほか、さまざまな話題をとりあげた短いクリップも配信しています。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#69 「ニセ科学問題を考える」

SpringX超学校オンライン
https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202303/detail20230312.php

YouTube
https://www.youtube.com/live/iGlUFRuV3ys

アフターサロン

今回のシンギュラリティサロンのテーマは「ニセ科学問題」です。

疑似科学、いわゆる「ニセ科学」は古くから存在しましたが、近年のインターネット・SNSの発展によって、誰もが大量の人に情報を届けられるようになったことで、より大きな問題となっています。さらに昨今のAIの進展は「本物のような偽情報」を作り出すことも可能にし、「ニセ科学問題」にあらたな問題を提起しています。

そのような状況の中、「ニセ科学問題」の第一人者である菊池誠氏を講師にお招きし、「ニセ科学とは何か?」、そして「AI時代の『ニセ科学問題』」について議論したいと思います。

第1部:講演 菊池 誠 氏
第2部:座談会 菊池 誠 氏・松田 卓也 氏・塚本 昌彦 氏・小林 秀章 氏 / 質疑応答

■開催日時と申込み

【日時】 2023/03/12 (日)13:30 – 15:30 JST

【方法】 YouTube Liveでのオンライン配信
※視聴URL:https://www.youtube.com/live/iGlUFRuV3ys

※SpringXイベントページ:https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202303/detail20230312.php

【参加費】 無料

【定員】なし

※本イベントは、上のリンクから誰でもご視聴いただけますが、Peatixチケットの申込みをいただいた方には、本イベントのリマインダーや今後のシンギュラリティサロンのご案内をお届けしますので、できればご登録をお願いします。

また、SpreingXメンバーに登録(https://kc-i.jp/springxform  無料)いただければ、シンギュラリティサロン以外に、SpringX主催の講義・イベントのご案内をSpringX事務局からお届けします。こちらもこの機会にぜひご登録ください!

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 ご挨拶と雑談(全員)

13:40 – 14:40 講演 「ニセ科学問題を考える」 
   【講師】菊池 誠 氏 (大阪大学サイバーメディアセンター 教授)

ニセ科学とは「科学を装っているが、科学ではないもの」を大雑把に総称する言葉です。ニセ科学は身の回りに多くあり、それらとどのようにつきあっていくかは、一般市民にとっても科学者にとっても重要な問題でしょう。今回はニセ科学問題をどう考えていくかの一部なりとも議論してみます。

講師プロフィール
菊池 誠 氏
大阪大学サイバーメディアセンター 教授

東北大学大学院理学研究科物理学専攻修了(理学博士)。大阪大学理学部助手などを経て、現在は大阪大学サイバーメディアセンター教授。専門は統計物理学・生物物理学・計算物理学。著書に『科学と神秘のあいだ』『いちから聞きたい放射線のほんとう』(共著)

14:40 – 15:25 座談会 「AIは『ニセ科学問題』にとってプラスかマイナスか?(仮)」

【登壇者】菊地 誠氏、松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本昌彦氏(神戸大学教授)・小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

(座談会では視聴者からのご質問にもできるだけお答えしようと思います。質問・コメントはYouTubeLiveのチャット欄へお願いします)

15:25 – 15:30 まとめと次回予告

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、SpringX超学校ONLINEで、リアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

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■「超学校ONLINE」とは■

科学、芸術、文化、ビジネスなど、 さまざまな分野の第一線で活躍するスペシャリストから「 本物の知」を学び、ともに考え、対話するプログラムで、 これから何か行動を起こしていきたいと考えるすべての世代の方に 向けて、感性を磨く学びをご提供します。

「超学校ONLINE」 は実践的な学びとスタートアップ支援のための施設「Spring X」のプログラムです。受講の際は「SpringX」 のメンバー登録が必要です。ぜひご登録ください。

↓↓↓■「SpringX」メンバー登録(無料)募集中!■↓↓ ↓

URL: https://kc-i.jp/springxform

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「SpringX」について

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2020年6月29日、 実践的な学びとスタートアップサポートの場「SpringX( スプリングエックス)」 がナレッジキャピタルの新施設としてオープンしました。

「SpringX」は、開業7周年を迎えたナレッジキャピタルが 開設した新施設であり、「超学校」や「対流ポット」など、 未就学児童から大人まで幅広い年齢の方が「 社会を動かす新たなアイデア」を生み出す力を養うことができる、 さまざまなプログラムを実施いたします。

プログラム開催時以外は、カフェ&バーとしてご利用いただけます 。

SpringXをご利用いただくには、メンバー登録(無料)が必要となります。

ぜひご登録ください。

▼メンバー登録(無料)はこちら▼

https://kc-i.jp/springxform

▼「SpringX」の詳細はこちら▼

https://kc-i.jp/facilities/springx/

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シンギュラリティサロン#68「AIは人類社会に革命をおこすのか 〜 OpenAI CEO サム・アルトマン氏の未来予測について考える」

本編

アフターサロン

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回は、昨年9月、”The Intelligent Future”でおこなわれた、OpenAI CEO、サム・アルトマン氏へのインタビュー(*1)をとりあげ、アルトマン氏が語っているAIの未来予測について議論します。DALL-E2やGPT-3/ChatGPTなど、世界に衝撃を与え続けてきたOpenAIのトップは、近未来のAIの発展をどう見ているのでしょうか。それは私たちの社会にどんな影響をおよぼすのでしょうか。

ゲストに水野義之氏をお迎えし、シンギュラリティサロンのコアメンバーと、これからのAI社会について考えます。

(*1) “OpenAI CEO Sam Altman | AI for the Next Era” https://youtu.be/WHoWGNQRXb0

■開催日時と申込み

【日時】右参照

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:35 冒頭挨拶と「いつもの雑談」

13:35 – 14:35 講演

□ 講演1 「5年後、知能のコストがほぼゼロに― Sam Altman 氏 (OpenAI CEO) の予想について ―」小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

37歳の若さで OpenAI の CEO を務める Sam Altman 氏は、大規模自然言語モデルを活用して医療サービスや教育サービスを展開するスタートアップが、今後、百兆円規模にまで急成長すると予想している。つまり、AI の手法を研究開発して API 提供するプレイヤーと、それを呼び出す上位の プログラムを書いてビジネスに活用するプレイヤーとがタッグを組むことで 知能のコストがほぼゼロになり、産業・ビジネスのあり方に劇的な変化を もたらし、社会や生活にも影響を及ぼす可能性がある。

※参考動画:
– シンギュラリティサロン「OpenAI CEO Sam Altman氏のインタビュー動画について」
– “OpenAI CEO Sam Altman | AI for the Next Era”

□ 講演2 「AIは人類社会に革命を起こすと思うが故に〜「人間知能」とは何だろうか」
      水野義之氏 (関西外国語大学 外国語学部 教授、京都女子大学名誉教授)

「人工知能」(AI) について考える時、そもそも「人間知能」とは何だったのか、という問いを考えざるを得ない。「AIは人類社会に革命を起こす」と私も思うが、これは「人間知能」の謎がますます深まることを意味する。Google/DeepMind社のデミス・ハサビス氏は講演 “Human AI is Decades Away,But We Need to Start the Debate Now”(2015年)の中で 、AI研究の究極の目的の、さらに先、についても言及している。彼は「宇宙で最も深淵な謎」と題したスライドの中で、こう述べる:”By building AI and comparing it to the mind we may unlock its mysteries. To truly find the Theory of Everything we may have to Solve Intelligence first.” そこでこの講演では、「人間知能」の謎を前提に、文系的なヒューマニズム(人間中心主義)を横目で見ながら、「AIは人類社会に革命を起こすと思うが故に」、「人間知能」とは何かという古典的な問題について、再考を試みたい。

水野義之氏プロフィール
1953年 岐阜県生まれ
1977年 京都大学理学部物理系学科卒業
1982年 東北大学大学院理学研究科博士課程修了
1982-1990年 海外ポスドク4か所7年半(主な職歴は以下の通り)
 1982-1984:フランス、サックレー原子力研究所、基礎科 学研究所、
 1984-1986:西ドイツ、ハイデルベルグ、マックスプラン ク原子核研究所、
 1986-1989:西ドイツ、ハイデルベルグ大学、物理学研究 所
1990年 大阪大学核物理研究センター助教授
1999年 京都女子大学教授(2000年より現代社会学部教授)
2019年 京都女子大学名誉教授
2021年 関西外国語大学客員教授
2022年 関西外国語大学外国語学部教授
2023年度より関西外国語大学「英語・デジタルコミュニケーシ ョン学科」学科長(就任予定)

専門は物理学(核物理学、素粒子物理学、放射線計測学など)
ならびに情報学(情報教育、社会情報学など)。

□ 講演3 「我々はAI神の出現をみつつあるのか?」 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)

ChatGPTをはじめとする巨大言語モデルの進歩は爆発的である。ChatGPTに対しては批判も多いが、その頭の回転の速さと知識量において、現在でもいかなる人間をも超えている。ほとんど半分、神のごとき存在、つまり半神である。これが真のAI神に成長するかは、今後の展開を待たねばならない。良くも悪くも社会に巨大な変化をもたらすであろう。

14:35 – 15:25 討論 「AIは人類社会に革命をおこすのか 〜 OpenAI CEO サム・アルトマン氏の未来予測について考える」

【登壇者】松田卓也氏、水野義之氏、塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)、小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

また、シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信を開始しました。「シンギュラリティサロン・オンライン」では、これまでのシンギュラリティサロンの方向性を踏襲しつつ、さらに「コア」で「自由」なテーマ・内容でお届けしています。従来のイベント形式のほか、様々な話題を短いクリップでも配信しています。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

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シンギュラリティサロン#67「2022年下半期AIニュース・ベスト5(+α)」

本編

アフターサロン

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回は、今年7月に行いました「2022年上半期AIニュース・ベスト5(+α)!」に引き続き、2022年下半期のAIニュースを選りすぐってお届けします。

「+α」と加えたのは、最近のAI技術の動向を見るに、どうも「5大ニュース」では収まらない予感がするため。上半期も活気と熱気に溢れていますが、下半期はさらにヒートアップ。まさに「収穫加速の法則」を体感する日々です。

特別ゲストに、意識のアップロードなどの研究に取り組んでいる渡邉正峰(わたなべまさたか)東京大学工学研究科准教授をお迎えし、ホットでディープな、最新情報満載のシンギュラリティサロンになると思いますので、ぜひライブでご参加ください!

■開催日時と申込み

【日時】2022年12月25日(日)

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:35 冒頭挨拶と「雑談」

13:35 – 15:25 2022年下半期AIニュース・ベスト5(+α)

【登壇者】松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【特別ゲスト】渡邉 正峰(わたなべ まさたか)(東京大学大学院工学系研究科 准教授、独 Max Planck Institute for Biological Cybernetics グループリーダー、株式会社 MinD in a Device 共同創業者 技術顧問)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。こちらの「シンギュラリティサロン・オンライン(ZOOM)」は、従来のシンギュラリティサロンのテイストを踏襲し、「SpringX超学校ONLINE」よりも、高度で「コア」なテーマの講演と座談会をお届けします。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#66「2045年問題」再考 〜AIは人類を超えるのか?〜

SpringX超学校オンライン
https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202212/detail20221210.php

YouTube

予告編

シンギュラリティサロン主宰・松田卓也神戸大学名教授の「2045年問題」が発刊されたのは2012年の末。松田氏はこの本で、当時、一般にはほとんど知られていなかった「シンギュラリティ」という言葉に光をあて、コンピュータ(AI)の知能が全人類の知能を上回るという大胆な未来予測を世に問いました。

それから10年が経ち、「シンギュラリティ」は単なる「絵空事」や「SF」から、現実的な未来予測へと変わりつつあります。特にここ数年(今年?)のAI技術の進歩はすさまじく、日々、新しい技術が発表され、「AIにできること」は加速度的に増加し、「人間にしかできないこと」が加速度的に減少しているように見えます。

今回のシンギュラリティサロンは、「シンギュラリティ」の啓蒙書とも言える松田氏の「2045年問題」を、現時点の知見をもとに再考し、これから人類が進むべき「シンギュラリティへの道」についての未来予測をアップデートします。

■開催日時と申込み

【日時】 2022年12月10日(土) 13:30-15:30

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信
※視聴URL:https://youtu.be/c5ve_Uuh_wY

※SpringXイベントページ:https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202212/detail20221210.php

【参加費】 無料

【定員】なし

※本イベントは、上のリンクから誰でもご視聴いただけますが、Peatixチケットの申込みをいただいた方には、本イベントのリマインダーや今後のシンギュラリティサロンのご案内をお届けしますので、できればご登録をお願いします。

また、SpreingXメンバーに登録(https://kc-i.jp/springxform  無料)いただければ、シンギュラリティサロン以外に、SpringX主催の講義・イベントのご案内をSpringX事務局からお届けします。こちらもこの機会にぜひご登録ください!

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 主旨と概要(全員)

13:40 – 14:10 講演1 「『2045年問題』の功罪」 塚本 昌彦 (神戸大学教授、シンギュラリティサロン副主宰)

10年前に出版された『2045年問題』は、当時国内ではまだあまり知られていなかった「シンギュラリティ」の概念を一気に広めた。発刊からちょうど10年たった今、この本を改めて読み返し、内容の妥当性と功罪について論じる。

14:10 – 14:40 講演2 「『2045年問題』を振り返る」 松田 卓也 氏(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)

私が「2045年問題」 を執筆した当時はシンギュラリティはまだ夢物語、 SFみたいなものであった。 だからいろんな想像を逞しくすることができた。 しかしあれから10年、2022年になり、 巨大言語モデルと画像生成AIという人工知能が爆発的進歩を遂げ ている。 指数関数的に技術が進歩するというシンギュラリティの定義に鑑み れば、 今はまさにシンギュラリティ時代の幕開けであるということもでき る。今後、世界がどのように変貌していくかを妄想したい。

14:40 – 15:25 座談会 「『2045年問題』をアップデートする:人類が進むべき「シンギュラリティへの道」はどうなるのか?」

【登壇者】松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本昌彦氏(神戸大学教授)・小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

(座談会では視聴者からのご質問にもできるだけお答えしようと思います。質問・コメントはYouTubeLiveのチャット欄へお願いします)

15:25 – 15:30 まとめと次回予告

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、SpringX超学校ONLINEで、リアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

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シンギュラリティサロン#65「マルチモーダルな予測に基づく発達的な統合認知システムに向けて ~世界モデルから記号創発システムまで~」

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回のシンギュラリティサロンは、立命館大学情報理工学部情報理工学科教授の谷口忠大氏をお迎えし、谷口さんが研究されてきた「マルチモーダルな発達的な統合認知システム」と、自律的で発達的な知能を生み出す研究についてお話いただきます。

■開催日時と申込み

【日時】 2022年11月12日(土) 13:30 – 15:30

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と講師紹介

13:40 – 14:40 講演 「マルチモーダルな予測に基づく発達的な統合認知システムに向けて ~世界モデルから記号創発システムまで~」 

【概要】
人間は予測を通して世界をモデル化し、予測を通して行動を生み出す。近年、人工知能分野において深層生成モデルに基づく世界モデルが注目されているが、それは講演者らが記号創発ロボティクスの研究で行ってきた確率的生成モデルに基づくマルチモーダルな認知システム構築とある意味で連続的な側面がある。本講演ではこの考え方に基づきつつ、発達的な統合認知システムを生み出していくためのアプローチに関して紹介する。これには自由エネルギー原理や予測符号化といった概念が関係する。加えてその延長線上に社会における記号系の創発を議論する、記号創発システムの考え方に関して紹介する。具体的に講演者らが近年提案しているメトロポリスヘイスティングス名付けゲームに基づく記号創発の集合的予測符号化としての解釈に関して紹介する。さらに講演者が出版した「僕とアリスの夏物語 人工知能のその先へ」(2022/1)の内容について触れ、自律的で発達的な知能を生み出す研究における論点などを紹介する。

【講師】谷口 忠大(たにぐち ただひろ)氏 
 立命館大学情報理工学部情報理工学科 教授

プロフィール
1978年6月24日京都生まれ。1997年私立ヴィアトール学園洛星高等学校卒業。2006年京都大学工学研究科博士課程修了。博士(工学・京都大学)。2005年より日本学術振興会特別研究員(DC2)、2006年より同(PD)。2008年より立命館大学情報理工学部助教、2010年より同准教授。2015年より2016年までImperial College London客員准教授。2017年より立命館大学情報理工学部教授、また、パナソニック客員総括主幹技師としてAI研究開発に携わる(国内初の大学から企業へのクロスアポイントメント事例)。専門は人工知能、創発システム、認知発達ロボティクス、コミュニケーション場のメカニズムデザイン。記号創発システムという概念を提唱し、また記号創発ロボティクスと呼ばれるAIやロボットを作ることにより人間のコミュニケーションの本質的理解につなげる研究領域を創成している。様々なプロジェクトや産学連携を通して機械学習技術の応用に関する研究に従事。また全国に広まる書評を通じたコミュニケーションの場作り手法であるビブリオバトルの考案者でもある。
計測自動制御学会学術奨励賞、システム制御情報学会学会賞奨励賞、論文賞、砂原賞など受賞。

主著に「心を知るための人工知能:認知科学としての記号創発ロボティクス」共立出版、「賀茂川コミュニケーション塾」世界思想社、「僕とアリスの夏物語人工知能のその先へ」岩波書店、「コミュニケーションするロボットは創れるか」NTT出版、「ビブリオバトル」文藝春秋、「記号創発ロボティクス」講談社、「イラストで学ぶ人工知能概論」講談社など。一般社団法人ビブリオバトル協会代表理事。計測自動制御学会,日本認知科学会,日本人工知能学会,IEEEなどの会員。

14:40 – 15:25 座談会 「『人工知能のその先』に到達するには(仮題)」

【登壇者】谷口 忠大 氏 + 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。こちらの「シンギュラリティサロン・オンライン(ZOOM)」は、従来のシンギュラリティサロンのテイストを踏襲し、「SpringX超学校ONLINE」よりも、高度で「コア」なテーマの講演と座談会をお届けします。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#64「意識の謎: 量子脳仮説はありえるのか?」

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

 2022年6月24日(金)、鎌倉の和室にて、スチュワート・ハメロフ氏 (アリゾナ大学教授) が意識の謎をテーマに講演し、細胞内小器官のひとつである「微小管 (microtubule)」内で起きる量子現象が意識を生み出すとする「量子脳仮説」について解説しました。渡辺 正峰氏 (東京大学 准教授) と小林 秀章 (セーラー服おじさん) も聴講、3 時間の講演後、2 時間の質疑応答の時間にハメロフ氏と渡辺氏の間で熱い議論が交わされました。

後日、その内容をシンギュラティサロン・オンラインで報告したところ、松田 卓也氏 (神戸大学 名誉教授) は、ハメロフ氏の量子脳仮説に対して強い不支持を表明しました。

そこで、今回のシンギュラリティサロンでは、ハメロフ氏の講演を聴講した渡辺 正峰氏と「セーラー服おじさん」こと小林秀章氏に、ハメロフ氏の講演を振り返ってもらい、この仮説をどうみるべきかについて、シンギュラリティサロンのメンバーを交えて議論します。

■開催日時と申込み

【日時】 2022年10月23日(日) 13:30-15:30

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と講師紹介

13:40 – 14:10 「ハメロフの量子脳仮説とは何か」 小林秀章(セーラー服おじさん)
  (1) ハメロフ氏の来日講演の内容紹介 ― マイクロチューブル説
(2) 小林はどう受け止めたか
(3) 松田火山、大噴火 !

14:10 – 14:50 講演 「意識の謎と量子脳仮説(仮題)」 

【講師】渡辺 正峰(わたなべ まさたか)氏 
 東京大学大学院工学系研究科 准教授
 独 Max Planck Institute for Biological Cybernetics グループリーダー
 株)MinD in a Device 共同創業者 技術顧問

プロフィール
’93年東京大学工学部卒業、’98年東京大学大学院工学系研究 科博士課程修了。’99年博士研究員、’00年助手、’ 02年助教授、その間の米カリフォルニア工科大学留学などを経て 、現在は東京大学大学院准教授および独マックスプランク研究所客 員研究員。専門は脳科学で、特に意識に関し理論研究から実験的研 究まで幅広く従事。2017年に著書「脳の意識機械の意識」を中央公論新社より刊行。10年以上に渡る研究成果 をもとに意識のアップロード構想を実現するべく、MinD in aDevice社技術顧問に就任。

シンギュラリティサロンでは、「シンギュラリティサロン#30(2018年7月21日、他)」「シンギュラリティサロン #33「意識をめぐる大冒険」(2019年3月10日)」「シンギュラリティサロン#46・意識を科学のまな板にのせる(2021年2月28日)」に登壇。

14:50 – 15:25 座談会 「意識の謎: 量子脳仮説はありえるのか?」

【登壇者】渡辺 正峰 氏 + 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。こちらの「シンギュラリティサロン・オンライン(ZOOM)」は、従来のシンギュラリティサロンのテイストを踏襲し、「SpringX超学校ONLINE」よりも、高度で「コア」なテーマの講演と座談会をお届けします。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#63「体の外で培養した神経細胞や脳オルガノイドに機能を持たせることは可能なのか?」

アフターサロン(前編)

アフターサロン(後編)

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回のシンギュラリティサロンは、東京大学 生産技術研究所/Beyond AI研究推進機構の池内 与志穂さんをお招きし、昨今話題になっている「脳オルガノイド」に関連する先進的な研究についてお話いただきます。

■開催日時

2022年9月11日(日)
13:30 – 15:30

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭雑談と講師紹介

13:40 – 14:40頃 講演 「体の外で培養した神経細胞や脳オルガノイドに機能を持たせることは可能なのか?」

【講師】池内 与志穂 (いけうち よしほ)氏 
    東京大学 生産技術研究所、東京大学 Beyond AI研究推進機構 准教授

プロフィール
東京大学生産技術研究所 准教授。2007年に東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻にて博士号を取得後、アメリカに渡りハーバード大学医学部とワシントン大学(セントルイス)医学部で神経の発生や疾患を司る分子機構を研究した。2014年から現所属にて研究室を主催し、神経や脳ができる仕組みを調べ、体の外で脳のパーツを作って組み立てる研究を行っている。

関連リンク:

・研究室ウェブサイト: http://www.bmce.iis.u-tokyo.ac.jp/

【講演概要】

神経細胞が集まって脳が成り立ち、機能するのであれば、人工的に神経細胞を適切に配置した回路を作ることができれば脳のように機能させることができるはずである。しかし、神経細胞を培養できるようになってから数十年経つが、機能する神経回路の作製は困難である。一方で近年、幹細胞研究の発展などにより、ヒトの神経細胞を培養し、脳オルガノイドと呼ばれる脳の発生を真似した三次元組織を作ることができるようになり、複雑な神経回路を構築するためのさまざまな方法が開発されている。また、数理・理論解析などにより、神経回路や神経活動パターンの解析手法が飛躍的に発展している。技術的な発展によって培養神経細胞に機能を持たせることが現実的になりつつある現状と、今後の課題について議論する。

14:40頃 – 15:30 座談会

【登壇者 池内 与志穂 氏 + 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

シンギュラリティサロン特別企画「松田語録:夏休みQ&Aコーナー・2022年版」

昨年たいへん好評だった「シンギュラリティサロン特別企画『夏休みQ&Aコーナー』」、今年も開催します!

宇宙物理学者の松田卓也先生が、 皆さんからいただいた質問 〜宇宙の謎、生命の謎、時間の謎から社会、 生活のことまでさまざまな疑問〜 から、 松田先生が「選択」して答えます。

質問によっては、塚本教授(ITのこと)、セーラー服おじさん( 意識のこと)が答えるかもしれません。

今回の質問は、本企画の予告編動画(下)にコメントとして皆さんからいただいたものをベ ースにしたいと思います。

「松田語録:夏休み質問コーナー質問募集します!」 https://youtu.be/Mp02fRgUybg

夏休みのひと時、 普段は考えないような、様々ななことを一緒に考えて過ごせたいと思いますので、ぜひライブでご視聴ください!

#開催時間は最大2時間で、 答えられる質問がなくなり次第終了します。

■開催日時と申込み

【日時】右欄をご覧ください

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。
 配信時のご意見・ご質問は、YouTubeLiveのチャット欄へお願いします。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:35 冒頭挨拶(雑談)

13:35 – 15:25ごろ 夏休みQ&Aコーナー

【回答者】 松田 卓也(神戸大学名誉教授)・塚本 昌彦(神戸大学大学院教授)・小林 秀章(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

 質問はこちらの動画にコメントでお寄せください。おもしろい質問・ユニークな質問、お待ちしております!

 「松田語録:夏休み質問コーナー質問募集します!」 https://youtu.be/Mp02fRgUybg

参考:2021年の「夏休み質問コーナー」

松田語録:夏休み質問コーナー①宇宙人はいるのか?~独自の「 新説」披露 (2021.8.8公開)
https://www.youtube.com/watch? v=SHP7faDGwSc

松田語録:夏休み質問コーナー①宇宙人はいるのか?おまけ編 (2021.8.9公開)
https://www.youtube.com/watch? v=z9c80nNtgik

松田語録:夏休み質問コーナー②夏休みにおすすめの映画・ ドラマは?(その1)NUMBERS(アメリカドラマ)(②ー1 )(2021.8.10公開)
https://www.youtube.com/watch? v=rRKeey8yPbw

15:25- 15:30(ごろ) まとめと次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。こちらの「シンギュラリティサロン・オンライン(YouTube Live)」は、従来のシンギュラリティサロンの方向性を踏襲しつつ、「SpringX超学校ONLINE」よりも「コア」なテーマの講演と座談会をお届けします。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#62「予測符号化原理に基づく実ロボットの知能化と事例」

https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202207/detail20220713.php

開催日時
2022年7月30日(土) 13:30〜15:30

開催形式
YouTube Liveによるオンライン開催

参加費
無料

申し込み
不要

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人類がついてゆけないほどのスピードで科学技術が猛烈な発展をはじめるときのことを言います。その結果として人間を超越する「超知能」が生まれたとき、人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

一般に機械学習はデータから「最適」な性能を持つモデル を作成することを最終目的とする。しかし実世界で活動する実ロボットにおいて、最適なモデルは定義不可能である。ここで、予測符号化の原理では、モデルの予測誤差を最小化するために、モデルの学習だけでなく、知覚と運動を実時間で適応させる方法論をとり、身体の存在が極めて重要となる。

本講義では、我々がScience Robotics (2022) 等で提案している「深層予測学習」の枠組みについて紹介する。この枠組みでは、実ロボット内の予測モデルが、過去の感覚と運動の経験をアトラクターとして内包し、外部の感覚と運動を「引き込む」ことで予測誤差を最小化する枠組みである。この深層予測学習を用いたロボット研究の成果と、複数企業との共同研究事例を紹介する。

講師

尾形 哲也 氏

早稲田大学理工学術院 基幹理工学部 教授

1993年早稲田大学理工学部卒業。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学助手、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員、京都大学大学院情報学研究科講師、同准教授を経て、2012年より早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授。博士(工学)。2009年-2015年JSTさきがけ領域研究員、2017年より産業技術総合研究所人工知能研究センター特定フェロー。同年より日本ディープラーニング協会理事。2020年より早稲田大学次世代ロボット研究機構AIロボット研究所所長。IEEE ICRA2021 Best Paper Award In Cognitive Scienceなど受賞。