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シンギュラリティサロン#77「『帰ってきたアルトマン』〜サム・アルトマン解任劇と今後のLLM/AGI開発」

本編:

アフターサロン

11月17日、突如飛び込んできた「OpenAI・CEO、サム・アルトマン氏解任」のニュースは、AI界隈のみならず、世間の多くの人を驚かせました。その後、解任の理由や首謀者についてさまざまな情報が飛び交う中、アルトマン氏のCEO復帰により、「5日間の乱」は一応の解決を迎えました。しかし、この事件の余波はいまだに収まることなく、今後のAI開発の方向性とAI普及のシナリオに、大きな影響を与えることになりそうです。

今回のシンギュラリティサロンでは、この「サム・アルトマン解任劇」を、あらたな事実を加えながら振り返り、その意味と意義を考えようと思います。そして、今後のLLM/AGI開発への影響を議論したいと思います。

■開催日時と申込み

【日時】2022年12月3日(日) 13:30 – 15:30

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 「いつもの雑談」とテーマ紹介

13:40 – 14:40 講演

■「『アルトマン解任事件』の顛末と真相、その意味すること」(仮題) 松田卓也(神戸大学名誉教授・シンギュラリティサロン主宰)

14:40 – 15:25 討論「『アルトマン解任事件』は今後のLLM/AGI開発にどんな影響を及ぼすか」

【登壇者】松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)、塚本 昌彦(神戸大学教授)、小林 秀章 (セーラー服おじさん)
【進行】保田充彦 (ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告など

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信しています。シンギュラリティサロンの「別版」として、より自由なテーマでよりコアな内容を、タイムリーにお届けしています。

【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

■主催
シンギュラリティサロン

■共催
株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#76「巨大深層学習モデルは科学を変え得るか?」

本編:

アフターサロン

イベント告知ページ
https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202310/detail20231022.php

■ 開催日時
2023年10月22日(日) 13:30〜15:30

■ 開催形式
YouTube Liveによるオンライン開催

■ 参加費
無料

■ 申し込み
不要

深層学習におけるこの10年の進展は、シンプルなパターン認識モデルであったニューラルネットワークを、複雑な知的タスクが解決可能な巨大言語モデル(LLM)にまで進化させました。未だできる事に制約はあるものの、LLMの能力はデータ駆動アプローチのAIで実現可能だと思われていた範囲を大きく逸脱しています。LLMによりAI研究が次のステージへ進み始めるであろうこのタイミングに、知的タスクの極限形である科学への影響を考えることは有意義なことだと思います。

そこで今回のシンギュラリティサロンでは、オッカムの倹約原理を一つの原動力として発展してきた従来の科学的手法を振り返るとともに、現在試み始められている深層学習アプローチの持つ特異性について議論したいと思います。特に深層学習の持つ不思議な性質であるoverparametrization、benign overfitting、in-context learningなどをキーワードにみなさんと議論したいと思います。また深層学習の科学応用を、説明モデリングから予測モデリングへの移行として、従来の統計学モデリングの文脈で整理したいと思います。

第1部:講演 瀧 雅人 氏
第2部:座談会 瀧 雅人 氏・松田 卓也 氏・塚本 昌彦 氏・小林 秀章 氏 / 質疑応答

■ 講師紹介
瀧 雅人 氏

立教大学 大学院人工知能科学研究科 准教授 / 理化学研究所 数理創造プログラム (iTHEMS) 客員研究員

深層学習が高い学習能力を発揮するメカニズムを明らかにし、より良い手法へ改善することを目指し、より説明性の高い深層学習アーキテクチャの開発や、敵対的事例など深層学習における未解明な部分の研究を行う。 深層学習を使った医療や神経科学などのサイエンスにおけるデータ分析、機械学習・深層学習を産業へ応用する社会実装に取り組む。
【略歴】2004年東京大学理学部物理学科卒業。2009年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了。
2009年から2012年まで京都大学基礎物理学研究所博士研究員。その後、理化学研究所 基礎科学特別研究員、数理創造プログラム(iTHEMS)上級研究員を経て現職。

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

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シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信しています。シンギュラリティサロンの「別版」として、より自由なテーマでよりコアな内容を、タイムリーにお届けしています。

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主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#75「『理系を5割に』の衝撃。『文理融合の時代』は来るのか?」

本編:

アフターサロン

昨今のAIの発展は、私たちの社会に大きな影響を与えつつあります。近い将来、いわゆる「知的労働」を含む、人間の仕事の大部分がAIに取って代わられるという予測もあります。そのような社会変革を見据えて、これからの人間にはどのような能力が求められるのか、そのために、子どもや若者への教育、特にプログラミングを含む理系教育をどのように行うのか、一方で旧来の人文系の学問はどうあるべきか、という議論も活発になっています。

今回のシンギュラリティサロンでは、物理学の研究者であり、長らく大学での理系教育に携わってこられた水野義之さんを講師にお迎えし、これからの『文理融合の時代』について、議論したいと思います。

■開催日時と申込み

【日時】右参照

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 「いつもの雑談」とテーマ紹介

13:40 – 14:40 講演

■講演:「『理系を5割に』の衝撃。『文理融合の時代』は来るのか?」 水野義之 (関西外国語大学 外国語学部 教授 英語・デジタル
コミュニケーション学科長、京都女子大学名誉教授)

「シンギュラリティサロン」で当初から問題にされてきたことの一つは、この「技術化」が進む世界の中で、「日本」の「科学技術」は戦って行けるのかという問題だったと思います。その背景としては、様々な指摘が可能ですが、ここでは過去30年ほどの文教政策(特に大学政策)の推移を俯瞰的に把握することで、一定の流れが見えるという問題提起をしたいと思います。こういう把握ができますと、2022年5月に岸田首相が「教育未来創造会議」で提起した理系を5割にするという方針についても、よく理解できると思われます。一言で言うと、文系と理系のバランス点の最適化を、今後は見直そうということだと思います。そこでこの講演では「『理系を5割に』の衝撃。『文理融合の時代』は来るのか?」と題して、まず『理系を5割に』の背景理解から始め、文系・理系問題(≒高校教育と大学入試の問題)にも言及しつつ、今後の社会にありうる『文理融合の時代』への展望についても、考えてみたいと思います。

14:40 – 15:25 討論「AI時代に求められる『理系』『文理融合』とは?」

【登壇者】松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)、塚本 昌彦(神戸大学教授)、小林 秀章 (セーラー服おじさん)
【進行】保田充彦 (ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告など

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

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【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

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【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
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■主催
シンギュラリティサロン

■共催
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シンギュラリティサロン#74「大規模言語モデルは言葉の意味を理解しているのか?」

本編:

アフターサロン

「ChatGPT」は、2022年11年に OpenAI がリリースしたテキスト生成 AI で、あたかも人間を相手にしているかのような自然な会話ができること で注目を集めました。膨大なパラメータ数からなる深層ニューラルネットワ ークに巨大なコーパス (文例集) をデータとして与え、膨大な計算を実行することで、この AI は自然言語を取り扱う能力を獲得しました。このような仕組みを「大規模言語モデル (Large Language Model; LLM)」といいます。

実際にLLMと会話してみると、「おっ、この相手は言葉の意味をちゃんと理解しておるな 」と思わされます。「木の葉が揺れているけど、なぜでしょう?」と聞 けば、「風が吹いているからでしょう」と答えてくれます。だけど、ほん とうのところはどうなのでしょう? われわれが頭で考えるのと同じように、LLM も言葉の意味を理解し、思考することによって答えをひねり出している のでしょうか?

正解は今のところ誰にもわかっていません。なぜ言葉の意味を理解したかのように振る舞えるのかは、AI 研究者たちの間でも意見が別れています。

今回は、シンギュラリティサロンのレギュラーメンバーの間でも意見がわかれているこの謎を取り上げ、「今わかっていること」をふまえながら議論します。

■開催日時と申込み

【日時】2023年8月27日(日)

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 「いつもの雑談」と今回のテーマの紹介

13:40 – 14:40 講演

■講演1:「LLMは言葉の意味を理解していない」 小林秀章 a.k.a. ”セーラー服おじさん”
今回の全体テーマは「大規模言語モデル (LLM) は言葉の意味を理解しているか」である。まず、この問い自体について、掘り下げて整理し、いったい何を問うているのか、本質を明確化したい。この問いは、「LLM は内部に「世界モデル」の機能を備えたか」と言い換えてもよかろう。
われわれ人間は、言語習得以前から、内部に世界モデルを備えているので、それに慣れすぎていて、学習前には世界モデルを備えていない LLM の身になって考えるには、反実仮想的な発想の転換が必要であることを注意喚起する。LLM に課せられたタスクは、人間にはとうていこなせるものではなく、想像が及びづらい。それを踏まえた上で、「LLM は言葉の意味を理解していないと考えるのが自然であろう」と主張する私の立場について説明したい。正解が判明していない以上、逆の立場を完全に否定することはできないが、理解しているとするのは、かなり特殊な主張のようにみえる。「開けた覚えもない扉が勝手に開いとるぞ」。AI はもはや囲いの中でおとなしくしてはいない、と言いたいのか?

■講演2:「LLMは言葉の意味を理解している」  松田 卓也(神戸大学 名誉教授)

普段からChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)を頻繁に使っている身からの体験的な印象では、これらは極めて頭がよく、言葉の意味をよく理解していると考えざるを得ない。並の人間より圧倒的に優れている。しかしLLMが言葉の意味を理解しているかどうかに関しては、学会のコンセンサスは取れていない。なぜならLLMの基礎理論が分かっていないからだ。欧米の人工知能関係者の意見を見ると、ヒントン、ベンジオ、サスケバー、ウルフラム、チャーマーズのような大物は、理解している派である。ひとりヤン・ルカンのみが、大物としては理解していない派である。というわけで、真の専門家では理解している派が多いと感じる。理解していない派は、どちらかというと周辺部分の研究者と素人である。私はLLMの動きの理解には物理学の知識が必要であると感じる。単語の羅列である文章に意味が創発するのは、第二種の相転移である。これはカオスの縁とも呼ばれる現象と関連しており、生物の本質でもある。

■講演3:「LLMが言葉の意味を理解しているかは理解の定義による」 塚本 昌彦 (神戸大学大学院 工学研究科 教授)

「理解」とは何か。人間の理解に関しては、哲学、脳科学、 心理学、生理学、 教育学などの様々な分野で長年にわたり研究されており、 多岐にわたる現象と機能の解明がなされてきた。 この人間に対する「理解」をAIに適用する場合、 どの側面を捉えるかによってその有無に対する答えが変わる。 すなわち、否定派はより人間的、 肯定派はより機械的な側面を捉える。 その場合両者は異なる側面において否定及び肯定しているもので、 内容的に矛盾しないのに表層的に対立するという愚かな状況となり がちである。まずはAIに適用しうる「理解」 のさまざまな定義を列挙し、 次にそれぞれについて人間とAIを比較していくことこそ、 両者の「理解」の「理解」にとって有用なのではないか。

14:40 – 15:25 議論「大規模言語モデルは言葉の意味を理解しているのか?」

【登壇者】松田卓也、塚本 昌彦、小林 秀章 (セーラー服おじさん)
【進行】保田充彦 ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告など

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信しています。シンギュラリティサロンの「別版」として、より自由なテーマでよりコアな内容を、タイムリーにお届けしています。

【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

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シンギュラリティサロン

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シンギュラリティサロン#73  「2023年上半期 AIニュース・ベスト5+α」

本編:

アフターサロン

今回は、恒例となりました「AIニュース・ベスト5+α」の2023年上半期版をお届けします!

AIの発展はますます加速し、メディアでもAIに関する話題が伝えられない日はありません。とりわけ最近は、ChatGPTに代表される「生成AI」が大きな注目を集め、テクノロジーの進歩だけでなく、私たちの社会に大きな影響を及ぼしつつあります。

そんなAIの加速度的な発展の中で、2023年上半期で特に重要だと思うAIニュースを選び、シンギュラリティサロン・コアメンバーの視点から解説を加えます。今年前半を振り返るシンギュラリティサロンをぜひご視聴ください。

 
■開催日時と申込み

【日時】
2023年7月23日(日) 13:30-15:30

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と「いつもの雑談」

13:40 – 15:25  2023年 上半期AIニュース ベスト5+α

【登壇者】松田卓也、塚本 昌彦、小林 秀章 (セーラー服おじさん)、保田充彦

15:25 –  15:30 まとめ・次回予告など

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信を開始しました。「シンギュラリティサロン・オンライン」では、シンギュラリティサロンの「オルターナティブ」な場として、より「コア」で「自由」なテーマ・内容をお届けしています。従来のイベント形式のほか、さまざまな話題をとりあげた短いクリップも配信しています。ぜひご覧ください。

【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

 
主催

シンギュラリティサロン

共催

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シンギュラリティサロン#72@SpringX  「生成AIは私たちの社会をどう変えるか? ~生成AIの近未来風景」

本編:
https://www.youtube.com/live/cUdcGrmXpWw

SpringXイベントページ:
https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202306/detail20230618.php

アフターサロン

「生成AI(ジェネレーティブAI)」が今、急速に発展していま す。ChatGPTに代表される対話型AIや、Midjourn ey・Stable Diffusionなどの画像生成AIなどの生成AIアプリケー ションが一般人でも使えるようになり、さまざまな分野でAIへの 「期待と脅威」が論じられながら、一部の領域ではこれまでのやり 方に実際に変化が現れ始めています。

今回のシンギュラリティサロンでは、昨今急速に拡大しつつある生 成AI技術とその可能性について、具体的な事例を交えて紹介し、 それぞれの分野の近未来の姿を予想します。そして、これまで議論 してきた「シンギュラリティへの道」の未来予測を、さらにアップ デートしてみたいと思います。

■開催日時と申込み

【日時】 2023年6月18日(日)

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信
※視聴URL:https://www.youtube.com/live/cUdcGrmXpWw

※SpringXイベントページ:https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202306/detail20230618.php

【参加費】 無料

【定員】なし

※本イベントは、上のリンクから誰でもご視聴いただけますが、Peatixチケットの申込みをいただいた方には、本イベントのリマインダーや今後のシンギュラリティサロンのご案内をお届けしますので、できればご登録をお願いします。

また、SpreingXメンバーに登録(https://kc-i.jp/springxform  無料)いただければ、シンギュラリティサロン以外に、SpringX主催の講義・イベントのご案内をSpringX事務局からお届けします。こちらもこの機会にぜひご登録ください!

■タイムスケジュールと概要

【開催日時】6月18日(日)13:30~15:30

【参加費】無料

【講師】松田 卓也 氏(神戸大学 名誉教授)
塚本 昌彦 氏(神戸大学大学院 工学研究科 教授)
小林 秀章 氏(「セーラー服おじさん」)
保田 充彦 氏(ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表 )

13:30 – 13:40 ご挨拶と雑談(全員)

13:40 – 14:40 第1部:講演

「LLM(大規模言語モデル)による科学研究の爆発的進歩の予感 」 松田卓也

「ChatGPTのモバイル・スマートグラスでの利用」 塚本昌彦

「生成 AI の根本原理とは? ~ 高次元ワールドは呪われているか?」 小林秀章

「画像生成AIと『クリエイティブ革命』」 保田充彦

14:40 – 15:25 第2部:ディスカッション
「生成AIは私たちの社会をどう変えるか?~生成AIからシンギ ュラリティへ」

 松田卓也 ・塚本昌彦 ・小林秀章 ・保田充彦

(座談会では視聴者からのご質問にもできるだけお答えしようと思います。質問・コメントはYouTubeLiveのチャット欄へお願いします)

15:25 – 15:30 まとめと次回予告

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、SpringX超学校ONLINEで、リアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

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シンギュラリティサロン#71「『ChatGPT社会』の到来〜これからの生成AIとのつきあい方」

本編
https://www.youtube.com/live/Y6bJQZkkUX8?feature=share

アフターサロン

今回のシンギュラリティサロンは、前回に引き続き、「ChatGPT/GPT-4」をはじめとする生成AIについて議論したいと思います。

今、急速に発展・普及している「対話型AI」。その代表であるChatGPT(GPT-4)にフォーカスし、対話型生成AI技術の発展の経緯と現在までの成果と「近未来に実現できそうなこと」について、シンギュラリティサロンのコアメンバーがそれぞれの視点で論じます。そして、生成AIがさらに発展した先にある、近未来の社会の姿を議論したいと思います。

■開催日時と申込み

【日時】2023/05/21 (日)
13:30 – 15:30 JST

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と「いつもの雑談」

13:40 – 14:40 講演(X3)

□ 講演1(30分) 「ChatGPTが開く新世界」松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)

ChatGPTが2022年11月30日に発表され、 2023年3月にはChatGPTのエンジンがGPT- 4にバージョンアップされた。 これはシンギュラリティ革命の始まりを告げる事件である。 本講演ではまずChatGPTに至るAIの歴史、 現状のChatGPTやBing, BardなどのLLMの能力と有効な使い方を述べる。 使ってみての経験では、 これらの言語モデルは現状でもすでに並みの人間の知的能力を遥か に凌駕する一種の超知能であると感じる。つまりプレ・ シンギュラリティは突破した。 しかし一方では幻覚のような問題点もあり、 まだ完全なものとは言えない。 しかし最近のAIの爆発的な進歩を見ると、 これらの欠点は早晩改善されるであろう。 今後の大きな問題はAIが自律性を備えるか、 自己改良ができるかという点であろう。 自律性に関しては既にAutoGPTやBabyAGIのような試 みがある。自己改良ができると知能爆発が起きて、 真のシンギュラリティに突入する。 自己改良に関しては今後の問題であるが、 現状のLLMのコーディング能力を見るとあなどれない。 1年後の世界がどのようになるかすら全く予想できない時代に我々 は住んでいる。

□ 講演2(15分) 「ChatGPT vs メタバース・スマートグラス」塚本昌彦 (神戸大学大学院工学研究科 教授)

□ 講演3(15分) 「ChatGPT の背後にある高次元意味空間とは?」小林 秀章(セーラー服おじさん)

生成系 AI がうまく機能している要因のひとつとして、言葉や画像の意味を高次元のベクトルで表現している点が挙げられる。意味空間におい ては、意味の近い 2 つの文章や画像が空間上でもご近所に配置されている。
高次元である点がミソで、いろいろな部分空間、つまりは切り口へ投影すれば、近くなったり遠くなったりする。この部分空間が「観点」を表す。しかし一方、3 次元空間に暮らしているわれわれ人間にとって、高次元空間は感覚的に把握するのが困難である。高次元空間は、意 外なほどスカスカだ。そのスカスカ感を間接的にでも垣間見たい。

14:40 – 15:25 討論 「『ChatGPT社会』の到来 〜 私たちは生成AIとどうつきあうのか」

【登壇者】松田卓也、塚本 昌彦、小林 秀章 (セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信を開始しました。「シンギュラリティサロン・オンライン」では、シンギュラリティサロンの「オルターナティブ」な場として、より「コア」で「自由」なテーマ・内容をお届けしています。従来のイベント形式のほか、さまざまな話題をとりあげた短いクリップも配信しています。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

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主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#70「GTP-4の衝撃 〜 生成AIは私たちに何をもたらすのか」

本編

https://www.youtube.com/live/hYAsaV3LqFw

アフターサロン

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回は、今、巷で話題の「GPT-4」について様々な角度から議論したいと思います。シンギュラリティサロンのコア・メンバーである、松田・塚本・小林(セーラー服おじさん)・保田それぞれが、GPT-4を中心に、昨今の生成AIやそれらの共通基盤である大規模言語モデルについて「気になる点」「注目すべきこと」を述べ、メンバー全員で多面的に議論する予定です。

文字通り「日々」進化するAIについて最新の話題や情報をふまえながら、この革新的な技術がこの先どう発展していくのか、そして、それらが私たちの社会にどんな影響をおよぼすのかを、みなさんとともに探っていきたいと思います。

■開催日時と申込み

【日時】右参照

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と「いつもの雑談」

13:40 – 14:20 ミニ講演(X4)

□ ミニ講演1 「GPT-4がもたらす産業革命」松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)

□ ミニ講演2 「GPT-4がもたらす生活変革」塚本昌彦 (神戸大学大学院工学研究科 教授)

□ ミニ講演3 「GPT-4 の『笑』劇 ― API 呼び出しは超簡単! ―」小林 秀章(セーラー服おじさん)

□ ミニ講演4 「GPT-4と生成AIで変わる『クリエイティブ』」 保田 充彦(株式会社ズームス代表)

14:20 – 15:25 討論 「GPT-4の衝撃〜生成AIは私たちに何をもたらすのか」

【登壇者】松田卓也、塚本 昌彦、小林 秀章 (セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

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https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

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主催

シンギュラリティサロン

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株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#69 「ニセ科学問題を考える」

SpringX超学校オンライン
https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202303/detail20230312.php

YouTube
https://www.youtube.com/live/iGlUFRuV3ys

アフターサロン

今回のシンギュラリティサロンのテーマは「ニセ科学問題」です。

疑似科学、いわゆる「ニセ科学」は古くから存在しましたが、近年のインターネット・SNSの発展によって、誰もが大量の人に情報を届けられるようになったことで、より大きな問題となっています。さらに昨今のAIの進展は「本物のような偽情報」を作り出すことも可能にし、「ニセ科学問題」にあらたな問題を提起しています。

そのような状況の中、「ニセ科学問題」の第一人者である菊池誠氏を講師にお招きし、「ニセ科学とは何か?」、そして「AI時代の『ニセ科学問題』」について議論したいと思います。

第1部:講演 菊池 誠 氏
第2部:座談会 菊池 誠 氏・松田 卓也 氏・塚本 昌彦 氏・小林 秀章 氏 / 質疑応答

■開催日時と申込み

【日時】 2023/03/12 (日)13:30 – 15:30 JST

【方法】 YouTube Liveでのオンライン配信
※視聴URL:https://www.youtube.com/live/iGlUFRuV3ys

※SpringXイベントページ:https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202303/detail20230312.php

【参加費】 無料

【定員】なし

※本イベントは、上のリンクから誰でもご視聴いただけますが、Peatixチケットの申込みをいただいた方には、本イベントのリマインダーや今後のシンギュラリティサロンのご案内をお届けしますので、できればご登録をお願いします。

また、SpreingXメンバーに登録(https://kc-i.jp/springxform  無料)いただければ、シンギュラリティサロン以外に、SpringX主催の講義・イベントのご案内をSpringX事務局からお届けします。こちらもこの機会にぜひご登録ください!

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 ご挨拶と雑談(全員)

13:40 – 14:40 講演 「ニセ科学問題を考える」 
   【講師】菊池 誠 氏 (大阪大学サイバーメディアセンター 教授)

ニセ科学とは「科学を装っているが、科学ではないもの」を大雑把に総称する言葉です。ニセ科学は身の回りに多くあり、それらとどのようにつきあっていくかは、一般市民にとっても科学者にとっても重要な問題でしょう。今回はニセ科学問題をどう考えていくかの一部なりとも議論してみます。

講師プロフィール
菊池 誠 氏
大阪大学サイバーメディアセンター 教授

東北大学大学院理学研究科物理学専攻修了(理学博士)。大阪大学理学部助手などを経て、現在は大阪大学サイバーメディアセンター教授。専門は統計物理学・生物物理学・計算物理学。著書に『科学と神秘のあいだ』『いちから聞きたい放射線のほんとう』(共著)

14:40 – 15:25 座談会 「AIは『ニセ科学問題』にとってプラスかマイナスか?(仮)」

【登壇者】菊地 誠氏、松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本昌彦氏(神戸大学教授)・小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

(座談会では視聴者からのご質問にもできるだけお答えしようと思います。質問・コメントはYouTubeLiveのチャット欄へお願いします)

15:25 – 15:30 まとめと次回予告

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、SpringX超学校ONLINEで、リアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

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株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

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■「超学校ONLINE」とは■

科学、芸術、文化、ビジネスなど、 さまざまな分野の第一線で活躍するスペシャリストから「 本物の知」を学び、ともに考え、対話するプログラムで、 これから何か行動を起こしていきたいと考えるすべての世代の方に 向けて、感性を磨く学びをご提供します。

「超学校ONLINE」 は実践的な学びとスタートアップ支援のための施設「Spring X」のプログラムです。受講の際は「SpringX」 のメンバー登録が必要です。ぜひご登録ください。

↓↓↓■「SpringX」メンバー登録(無料)募集中!■↓↓ ↓

URL: https://kc-i.jp/springxform

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「SpringX」について

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2020年6月29日、 実践的な学びとスタートアップサポートの場「SpringX( スプリングエックス)」 がナレッジキャピタルの新施設としてオープンしました。

「SpringX」は、開業7周年を迎えたナレッジキャピタルが 開設した新施設であり、「超学校」や「対流ポット」など、 未就学児童から大人まで幅広い年齢の方が「 社会を動かす新たなアイデア」を生み出す力を養うことができる、 さまざまなプログラムを実施いたします。

プログラム開催時以外は、カフェ&バーとしてご利用いただけます 。

SpringXをご利用いただくには、メンバー登録(無料)が必要となります。

ぜひご登録ください。

▼メンバー登録(無料)はこちら▼

https://kc-i.jp/springxform

▼「SpringX」の詳細はこちら▼

https://kc-i.jp/facilities/springx/

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シンギュラリティサロン#68「AIは人類社会に革命をおこすのか 〜 OpenAI CEO サム・アルトマン氏の未来予測について考える」

本編

アフターサロン

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回は、昨年9月、”The Intelligent Future”でおこなわれた、OpenAI CEO、サム・アルトマン氏へのインタビュー(*1)をとりあげ、アルトマン氏が語っているAIの未来予測について議論します。DALL-E2やGPT-3/ChatGPTなど、世界に衝撃を与え続けてきたOpenAIのトップは、近未来のAIの発展をどう見ているのでしょうか。それは私たちの社会にどんな影響をおよぼすのでしょうか。

ゲストに水野義之氏をお迎えし、シンギュラリティサロンのコアメンバーと、これからのAI社会について考えます。

(*1) “OpenAI CEO Sam Altman | AI for the Next Era” https://youtu.be/WHoWGNQRXb0

■開催日時と申込み

【日時】右参照

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:35 冒頭挨拶と「いつもの雑談」

13:35 – 14:35 講演

□ 講演1 「5年後、知能のコストがほぼゼロに― Sam Altman 氏 (OpenAI CEO) の予想について ―」小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

37歳の若さで OpenAI の CEO を務める Sam Altman 氏は、大規模自然言語モデルを活用して医療サービスや教育サービスを展開するスタートアップが、今後、百兆円規模にまで急成長すると予想している。つまり、AI の手法を研究開発して API 提供するプレイヤーと、それを呼び出す上位の プログラムを書いてビジネスに活用するプレイヤーとがタッグを組むことで 知能のコストがほぼゼロになり、産業・ビジネスのあり方に劇的な変化を もたらし、社会や生活にも影響を及ぼす可能性がある。

※参考動画:
– シンギュラリティサロン「OpenAI CEO Sam Altman氏のインタビュー動画について」
– “OpenAI CEO Sam Altman | AI for the Next Era”

□ 講演2 「AIは人類社会に革命を起こすと思うが故に〜「人間知能」とは何だろうか」
      水野義之氏 (関西外国語大学 外国語学部 教授、京都女子大学名誉教授)

「人工知能」(AI) について考える時、そもそも「人間知能」とは何だったのか、という問いを考えざるを得ない。「AIは人類社会に革命を起こす」と私も思うが、これは「人間知能」の謎がますます深まることを意味する。Google/DeepMind社のデミス・ハサビス氏は講演 “Human AI is Decades Away,But We Need to Start the Debate Now”(2015年)の中で 、AI研究の究極の目的の、さらに先、についても言及している。彼は「宇宙で最も深淵な謎」と題したスライドの中で、こう述べる:”By building AI and comparing it to the mind we may unlock its mysteries. To truly find the Theory of Everything we may have to Solve Intelligence first.” そこでこの講演では、「人間知能」の謎を前提に、文系的なヒューマニズム(人間中心主義)を横目で見ながら、「AIは人類社会に革命を起こすと思うが故に」、「人間知能」とは何かという古典的な問題について、再考を試みたい。

水野義之氏プロフィール
1953年 岐阜県生まれ
1977年 京都大学理学部物理系学科卒業
1982年 東北大学大学院理学研究科博士課程修了
1982-1990年 海外ポスドク4か所7年半(主な職歴は以下の通り)
 1982-1984:フランス、サックレー原子力研究所、基礎科 学研究所、
 1984-1986:西ドイツ、ハイデルベルグ、マックスプラン ク原子核研究所、
 1986-1989:西ドイツ、ハイデルベルグ大学、物理学研究 所
1990年 大阪大学核物理研究センター助教授
1999年 京都女子大学教授(2000年より現代社会学部教授)
2019年 京都女子大学名誉教授
2021年 関西外国語大学客員教授
2022年 関西外国語大学外国語学部教授
2023年度より関西外国語大学「英語・デジタルコミュニケーシ ョン学科」学科長(就任予定)

専門は物理学(核物理学、素粒子物理学、放射線計測学など)
ならびに情報学(情報教育、社会情報学など)。

□ 講演3 「我々はAI神の出現をみつつあるのか?」 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)

ChatGPTをはじめとする巨大言語モデルの進歩は爆発的である。ChatGPTに対しては批判も多いが、その頭の回転の速さと知識量において、現在でもいかなる人間をも超えている。ほとんど半分、神のごとき存在、つまり半神である。これが真のAI神に成長するかは、今後の展開を待たねばならない。良くも悪くも社会に巨大な変化をもたらすであろう。

14:35 – 15:25 討論 「AIは人類社会に革命をおこすのか 〜 OpenAI CEO サム・アルトマン氏の未来予測について考える」

【登壇者】松田卓也氏、水野義之氏、塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)、小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

また、シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信を開始しました。「シンギュラリティサロン・オンライン」では、これまでのシンギュラリティサロンの方向性を踏襲しつつ、さらに「コア」で「自由」なテーマ・内容でお届けしています。従来のイベント形式のほか、様々な話題を短いクリップでも配信しています。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

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