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シンギュラリティサロン番外編「2021・年忘れシンギュラリティ祭り」

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回は、「2021・年忘れシンギュラリティ祭り」と題し、シンギュラリティサロンのコアメンバーによる年末特別企画をお届けします。

■開催日時と申込み

【日時】 2021年12月25日(土)  13:30-15:30

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 14:30  特別企画1「発表!シンギュラリティ10大ニュース2021」

今年もシンギュラリティに関わる分野では、さまざまなニュースがありました。この中から、シンギュラリティサロン・コアメンバー、松田・塚本・セーラー服おじさん、それぞれが気になったニュースを発表!3人は今、何に注目しているのでしょうか?年末ならではの企画です。

14: 30 – 15:30 特別企画2「知能と意識とサイボーグをめぐる大討論会」

松田、塚本、セーラー服おじさんが、シンギュラリティとAI・脳科学について激論! シンギュラリティサロンの未来予測をアップデートする大討論会をお届けします。

【出演】松田 卓也、塚本 昌彦、小林 秀章 (セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。こちらの「シンギュラリティサロン・オンライン(YouTube Live)」は、従来のシンギュラリティサロンのテイストを踏襲しつつ、「SpringX超学校ONLINE」よりも「コア」なテーマと自由な雰囲気でお届けします。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#54「意識研究の地図をつくる」

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回のシンギュラリティサロンは、哲学者・新川拓哉をお招きし、「意識」をテーマにお話いただきます。さまざまな意識の理論を整理することで、「意識研究の地図」を明らかにする試みです。乞うご期待!

■開催日時と申込み

【日時】2021年11月20日(土) 13:30〜15:30

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と講師紹介

13:40 – 14:40 講演 「意識研究の地図をつくる」

【講師】新川 拓哉 (にいかわ たくや)氏 
    神戸大学 人文学研究科 講師

プロフィール
1986年生。2015年北海道大学文学研究科思想文化学専攻博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員PD(千葉大学)、日本学術振興会海外特別研究員(パリ高等師範学校)を経て、2020年より神戸大学文学部講師。

専門分野:心の哲学(特に意識の哲学、知覚の哲学)
意識をめぐる哲学的諸問題を専門にしています。特に、意識の価値論と知覚的意識の形而上学に分析哲学的なアプローチで取り組んでいます。その他にも、科学者と共同で実験現象学や心理学の研究も行っています。さらに最近では、ヒト脳オルガノイドをめぐる倫理問題にも取り組んでいます。演習では、意識の哲学や知覚の哲学の文献の読解を通じて、心や意識の謎を解きほぐす楽しさを味わってほしいと思っています。
http://www.lit.kobe-u.ac.jp/faculty/takuya-niikawa.html

【講演概要】
ここ30年ほどで意識研究は急速に進展したが、研究全体の見通しはきわめて悪い。その理由の一つは、意識研究の学際化が進み、異なる学問領域でさまざまな意識の理論が提案されてきたため、それらの理論間の関係が不明瞭であり、比較検討が難しいところにある。この問題を解決するため、この講演では「問いとアプローチ」を中心に意識研究の整理を試みる。具体的には、意識についての問いを定義論、現象論、認識論、存在論、価値論の五つに区分し、それぞれの問いに対する研究手法を列挙することで、意識研究全体の地図を描き出す。この地図に意識の理論を位置づけることで―つまり、それぞれの意識の理論がどの種の問いにどの手法を用いて答えているかを明らかにすることで―、意識理論の体系的な分類が可能になると期待できる。

14:40 – 15:30 座談会 

【登壇者 新川 拓哉 氏 + 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。こちらの「シンギュラリティサロン・オンライン(YouTube Live)」は、従来のシンギュラリティサロンの方向性を踏襲しつつ、「SpringX超学校ONLINE」よりも「コア」なテーマの講演と座談会をお届けします。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#53「意識の考え方」を考える──北大CHAINの挑戦

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人類がついてゆけないほどのスピードで科学技術が猛烈な発展をはじめるときのことを言います。その結果として人間を超越する「超知能」が生まれたとき、人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

「意識」というテーマは長く哲学のなかで論じられてきましたが、1990年代頃からは科学的なアプローチが盛んになり、21世紀に至って百家争鳴の状況が続いています。そのなかで、「意識」の問題そのものの難しさが浮き彫りになり、アプローチの方法自体をあらためて問い直さなければならないという現状があります。

本講義では、「意識」という問題をまず解きほぐした上で、現状見られる様々なアプローチから、どのような展望が描けるのかについて議論します。講演者2名が所属する北海道大学人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)では、多様な学問と多様なアプローチが組み合わさり、互いに切磋琢磨しながら、刺激的な議論が行われており、その成果の一部も紹介します。

■開催日時と申込み

【日時】2021年10月30日(土)

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と講師紹介

13:40 – 14:40 講演

【講演概要】
第1部:内部と外部の捻れたループ──意識のイメージを変える 田口 茂氏

最初に「意識」という当たり前すぎて通常は気づかれないものが、どのように明示的に概念化されるのかを考えます。次に、意識を「閉じた内面」と考える強固なイメージを相対化します。意識はカプセルか箱のようなものではなく、「自分を包むもの=外を自分の内に含む」という構造をもちます。F. ヴァレラらはこれを「主体と環境の根源的循環性」と呼びました。「意識」について気づき、それについて語れるようになるというのは、こうした循環構造や捻れたループ構造そのものを見ることができるようになる、ということなのではないでしょうか? ここではこのようなアイデアを追究してみます。

第2部:「意識を教える」からエナクティブ・アプローチへ 吉田 正俊氏

今年度、北海道大学の大学院全学共通の講義として「意識の科学入門」を開講しました。そこでは意識の研究を「知覚としての意識」「自己としての意識」「生命・情動としての意識」というアプローチに分けて整理したうえで、それぞれの重要な知見を紹介しながら、受講生に意識研究のこれからあるべき姿を模索してもらうことを目指しました。この北海道大学で開講した講義の概要を紹介し、意識の様々な側面がエナクティブ・アプローチによってつなぎ合わせられること、そしてそれを記述するためにフリストンの自由エネルギー原理が有望であることについて議論します。

第3部:座談会 田口茂氏・吉田 正俊氏+松田 卓也 氏・塚本 昌彦 氏・小林 秀章 氏/ 質疑応答

【講師】田口 茂 氏

北海道大学大学院文学研究院教授、人間知・脳・AI研究教育センター長

2003年ドイツ・ヴッパータール大学で博士号(Dr. phil.)取得。山形大学准教授等を経て現職。専門は哲学、特に現象学。近年は数学者・神経科学者・認知科学者・ロボット研究者などとの共同研究により、意識・自己・自他関係などのテーマに取り組んでいる。著書に『現象学という思考』(筑摩書房)、『〈現実〉とは何か』(数学者・西郷甲矢人氏との共著、筑摩書房)などがある。

吉田 正俊 氏

北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センター 特任准教授

2003年に博士(医学)を取得。生理学研究所助教を経て2020年より現職。専門はシステム神経生理学。霊長類における眼球運動を対象として注意や視覚的気づきの脳内メカニズムの解明を行ってきた。生理研在籍時から意識研究のシンポジウムを開催するなどの活動を行ってきたが、CHAINに異動してからは、現象学者や神経計算論の研究者と共同研究を行いながら意識を科学的に研究する方策を模索している。

14:40 – 15:30 座談会 

【登壇者  田口茂氏・吉田 正俊氏+松田 卓也 氏・塚本 昌彦 氏・小林 秀章 氏/ 質疑応答

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。こちらの「シンギュラリティサロン・オンライン(YouTube Live)」は、従来のシンギュラリティサロンのテイストを踏襲しつつ、「SpringX超学校ONLINE」よりも「コア」なテーマの講演と座談会をお届けします。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#52「ウェアラブルがやってきた!次はサイボーグ化に備えよ」

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回のシンギュラリティサロンは、シンギュラリティサロン副主宰・塚本昌彦教授による、ウェアラブルとサイボーグのお話です! 最近「進化」が激しいウェアラブルデバイスの動向から、その先に来る、サイボーグ、そして、シンギュラリティへまで、塚本先生の予測と予想のアップデート。「人類サイボーグ化計画」を夢見る「ウェアラブルのエヴァンジェリスト」の予言にご期待ください!

■開催日時と申込み

【日時】2021年9月26日(日)

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と講師紹介

13:40 – 14:40 講演 「超ウェアラブルがやってきた!次はサイボーグ化に備えよ」

【講師】塚本昌彦(つかもとまさひこ)氏 
神戸大学大学院工学研究科教授、シンギュラリティサロン副代表

プロフィール
工学博士。シンギュラリティサロン副代表。1989 京大・工・修士了、シャープ入社、1995 阪大・工・情報システム講師、1996 同助教授、2004より現職 NPOウェアラブルコンピュータ研究開発機構理事長、NPO日本ウェアラブルデバイスユーザー会会長。
ヒューマンインタフェースの研究を進める一方、「ウェアラブルの伝道師」として、全国各地のイベント・メディアで、ウェアラブルデバイスの普及活動を精力的に続けている。

【講演概要】
20年にわたりウェアラブルの研究・実践を行ってきたがようやく広まりつつある。数年後は皆がスマートグラスとスマートウォッチ、その他のウェアラブルデバイスを平均5~10個ぐらいつけているようになるだろう。本講演ではまず最近のウェアラブルデバイスの展開の状況について述べる。講演者は、次のステップはサイボーグであり、その先にはマインドアップローディングや不老不死を、100年先ではなく20年先の未来と見据えている。 人間がサイボーグに進化することでAIと対等になり、サイボーグがAIとともにシンギュラリティを起こすという話をこれまでに何度か
している。今回は10年後というサイボーグ化への備えに焦点を当てる。広がる架空の空間の拡大を食い止め、人間の実世界の活動をより重視することが肝心だ。また、人権や人間中心主義も大幅な拡張・更新が必要である。そのような世界で人間の幸せとは何か、人生の目的とは何か。これらを見据えながら、「今できること」をテーマに提言を行いたい。

14:40 – 15:30 座談会 

【登壇者 塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。こちらの「シンギュラリティサロン・オンライン(YouTube Live)」は、従来のシンギュラリティサロンのテイストを踏襲しつつ、「SpringX超学校ONLINE」よりも「コア」なテーマの講演と座談会をお届けします。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#51 渡辺 英治「ヒト型視覚AIが心理学に出会う」

https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202108/detail20210828.php

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人類がついてゆけないほどのスピードで科学技術が猛烈な発展をはじめるときのことを言います。その結果として人間を超越する「超知能」が生まれたとき、人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

シンギュラリティサロン#51のテーマは「AIと知覚心理学」。講師には、大脳の数理モデルを組み込んだニューラルネットを使用して人の視覚をシミュレートするAI開発に取り組んでおられる、渡辺英治氏をお迎えします。

■開催日時と申込み

【日時】2021年8月28日(土)13:30 – 15:30

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信
※視聴URL:https://youtu.be/XOkpR5QzG-I

※SpringXイベントページ:https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202108/detail20210828.php

【参加費】 無料

【定員】なし

※本イベントは、上のリンクから誰でもご視聴いただけますが、Peatixチケットの申込みをいただいた方には、本イベントのリマインダーや今後のシンギュラリティサロンのご案内をお届けしますので、できればご登録をお願いします。

また、SpreingXメンバーに登録(https://kc-i.jp/springxform  無料)いただければ、シンギュラリティサロン以外に、SpringX主催の講義・イベントのご案内をSpringX事務局からお届けします。こちらもこの機会にぜひご登録ください!

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:35 ご挨拶(一般社団法人ナレッジキャピタル 松川泰氏)

13:35 – 13:40 講師紹介

13:40 – 14:40 講演 「ヒト型視覚AIが心理学に出会う」

【講師】
渡辺 英治 氏 自然科学研究機構 基礎生物学研究所 准教授
大阪大学理学部生物学科卒業後、同基礎工学部生物工学研究科にて学位を取得(工学博士)。自然科学研究機構・基礎生物学研究所の助教を経て准教授。研究テーマは、知覚の神経アルゴリズムの解明。分子生物学から人工知能まで数々の手法を駆使して脳の秘密に挑んでいます。新作錯視の作成にも力を入れており、錯視錯聴コンテスト入賞3回あり。趣味が高じて推理系ロマン派古代史本の出版をしたことも。
ウェブページ:https://www.nibb.ac.jp/sections/neurobiology/watanabe_e/

【講演概要】
本講演では、興味深い錯視の数々をご紹介すると共に、ヒト型視覚AIで数多くの錯視が再現されること、ヒトの心理実験と組み合わせることで科学的発見が加速されること、さらにはヒト型視覚AIと遺伝的アルゴリズムを組み合わせることで錯視の創作がおこなえることなどをご紹介する。もし主観的な視覚世界を意識の一部として認めるのであれば、本研究は意識研究の一里塚として貴重な知見を人類にもたらすのではないかと期待して話題提供をおこなう。

14:40 – 15:30 座談会 「ヒト型視覚AI・錯視・心理学とシンギュラリティ(仮題)」

【登壇者】渡辺 英治 氏
 + 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

(座談会の最後には視聴者からの質問に答える、Q&Aコーナーも設ける予定です。)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、SpringX超学校ONLINEで、リアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#50 松田卓也「超知能の作り方と人類の未来」

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回のシンギュラリティサロンは、シンギュラリティサロン主宰・松田卓也神戸大学名誉教授が、「超知能の作り方と人類の未来」と題して講演します。

超知能とは何か?それはどのような形態になるのか?超知能を司る「マスターアルゴリズム」とはどのようなものなのかーーーーー?

超知能をもつ超人類への道のりとその課題について議論します。

■開催日時と申込み

【日時】 2021年7月24日(土)

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と講師紹介

13:40 – 14:40 講演 「超知能の作り方と人類の未来」

【講師】松田 卓也(まつだ たくや)氏 
 シンギュラリティサロン主宰、神戸大学名誉教授

プロフィール
理学博士(天体核物理学)。シンギュラリティサロン主宰。研究のかたわら、ニセ科学批判にも力をそそいできた。近年は京都某所の「秘密研究所」にて人工知能の研究を進めながら、迫りくるAI社会とシンギュラリティの啓蒙活動に取り組んでいる。

【講演概要】
知的な仕事を人間のように一応何でもこなすことができる人工知能を汎用人工知能とよぶ.人類全部を集めた程度の知的能力を持つ汎用人工知能を超知能とよぶ.超知能を独占的に開発することに成功した国は今後の世界覇権を握るであろう.その意味で超知能開発は核開発に似ている.汎用人工知能の作り方の一つの方法として人間の大脳新皮質を模倣する行き方がある.大脳新皮質で働いているアルゴリズムをマスターアルゴリズムと呼ぶとすると,その解明が超知能開発のカギである.それは21世紀の科学の最大の課題と思う.マスターアルゴリズムの一つの可能性としてベイズ脳理論をあげる.マスターアルゴリズムはベイズ脳理論と深層学習を組み合わせたようなものになるだろうと予想する.超知能を意識と感情と自律性をもった機械知能としてではなく,人間の脳と純粋知性機械を脳機械インターフェイスで接続したサイボーグ人間を生み出すことが有力な解であることを論じる.そのような超人類への道についての技術的課題に関して論じる.

14:40 – 15:30 座談会 

【登壇者 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。こちらの「シンギュラリティサロン・オンライン(YouTube Live)」は、従来のシンギュラリティサロンのテイストを踏襲しつつ、「SpringX超学校ONLINE」よりも「コア」なテーマの講演と座談会をお届けします。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#49 @ SpringX 中ザワ ヒデキ「S氏がもしAI作曲家に代作させていたとしたら (シンギュラリティ編)

https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202106/detail20210627.php

開催日 2021年6月27日(日)
開催時間 13:30〜15:30
開催形式 YouTube Liveによるオンライン開催
参加費 無料
申し込み 不要

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人類がついてゆけないほどのスピードで科学技術が猛烈な発展をはじめるときのことを言います。その結果として人間を超越する「超知能」が生まれたとき、人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

シンギュラリティサロン#49のテーマは「芸術とAI」。人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)を主宰する美術家 中ザワヒデキ氏をゲストに迎えます。

第1部:講演 中ザワヒデキ氏
「「芸術とAI」というテーマは広いが、今回は私が美術家の草刈ミカとともに主宰している人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)でここ数年注力している、「S氏がもしAI作曲家に代作させていたとしたら」という問いについて、シンギュラリティ方面から考えてみたい。S氏とは2014年のゴーストライター事件で世間を騒がせた佐村河内守のことだが、とすると、N氏(新垣隆)の作曲技術をAIで代替した場合には、「S氏が作曲した」と称しても問題は無いということに(恐らく)なる。ということは、作曲という芸術活動の本質は、AIにではなくS氏に帰するということだ。つまりこの場合のAIは作曲も芸術もしていない。では反対に、真の意味で、作曲も芸術もするAIが登場するとはどういうことを指すのだろうか。N氏を代替するAIではなく、S氏を代替するAIが実現することだとしたら、それがシンギュラリティではないだろうか。」

第2部:座談会 中ザワヒデキ氏+松田 卓也 氏・塚本 昌彦 氏・小林 秀章 氏/ 質疑応答

シンギュラリティサロン#48 山川 宏「比較可能性から考える知能」(ZOOM開催)

■講演中の質問(一部)と講師回答

Q.整列構造とは,「帰納バイアスを成立させうるデータ関係性」という意味でしょうか?

山川> おそらく帰納推論を成立させうるための、帰納バイアスというのが正確そうです。

Q.外界と等価比較するためには、きっかけとして、生得性の整列構造も必要ではないでしょうか?

山川> そのとおりかと思います、それを実現しているのがセンサであり。特に動物は、目や耳といったアレイセンサを発明したことでそこに含まれる整列構造を利用できるようになりました。

Q.値集合1と値集合2から入力を受けているPは、P1(), P2(), … は値集合Xの型の組み合わせごとに定義されるのでしょうか?

山川> 異なる値集合を利用するというのは、視覚と聴覚のような対比となるため大きくPk()の形はことなります。これに対して同じモダリティ内でのPk()の違いは参照する画素が違う程度で同じものを使うことが多くなります。

Q.「高次の客体化 = 後天的な概念の獲得」と理解していますが、これを後から読み出す(概念を使って思考する)は何か考えられていますでしょうか?後から思考で参照できれば、シンボルのみで「猫とは何たるか」を真に理解していなくても、知能として成立しているという見方はできないでしょうか。

山川> 今回、高次の客体化で得られる概念は、おっしゃるとおり、原則的には後天的です。ただしそれはまだシンボルとは接続されていなくても良いものです。つまり、シンボルを用いない動物であってもかなり高度な判断を行えますが、それは、こうした高次の客体化で得た概念を利用するからだと考えています。
逆に、大量の記号の世界に生きている現在の我々やAIは、猫について辞書やインターネットの言語情報をつかって答えることができることは既知かと思います。

Q.CNN -> FC でClassifyだと、普通の画像分類の説明ではないでしょうか?比較可能性はFC層で放棄するのであれば、なぜ途中までは大事にするのでしょうか?

山川> 視覚情報には、階層的な局所性がありそれが画素間の指定関係で表現されます。この声質によりDivide and Conqureに処理をすることに有効となります。視野内においてその性質を使い切るまではCNNで処理し、その先はFCという分業がなされていると、私は考えています。

Q.比較可能性というのは、どれでも、どのレイヤでも、同じか、というと、そんなことはありませんよね。それぞれに、異なる比較可能性があるのでしょうか?

山川>比較可能性は、一般的にはレイヤ毎に異なるものと考えるのが自然であると考えています。ただし、視覚情報処理では拡大縮小の不変性をあつかう必要があるという事情があり、隣接する層間で比較できるようにしておく必要がありそうです。

Q.視覚刺激の場合は「比較可能性の維持 = 回転や倍率の対称性維持」で分かるのですが、先ほどの「ピカと光ってドンと鳴ったら~」のような、型の異なる刺激にも「値読み取り手続き(P)」で得られた比較可能性はどのような意味を持つのでしょうか?

山川> 基本的に、異なるモダリティ間では比較ができません。雷という概念は、光と音を含んでおり、一方のモダリティから他方を推測できます。しかしそうした連想ができたからと言って、光と音を比べているわけではないというところが私の強調したい点です。

Q.ピカとゴロが比較できないというのは素人ながら直感的には理解できました。ゴロのでかさで雷の大きさを認識するのはあくまでゴロ同士の比較になるかと思いました。

山川> はい、それが述べたいことです。

Q.共感覚はどうでしょうか?匂いから色をイメージするなど。

山川> それは雷の例と同じかと思います、複数のモダリティ情報の共起を、結合によって連想する処理により実現可能かと思います。

Q.光刺激の中の大きさと音刺激の中の大きさは比較できますよね……雷も

山川> はいそのとおりかと思います。

Q.センサーからの情報に対して特徴抽出を繰り返すことで、「ゲージ不変な実態」を抽出するメカニズムを明確化しようとしているのでしょうか?その「実態抽出」に「記号」を付け、知性にするとの事でしょうか?

山川>本発表では、アレイセンサの信号に対して、Self-supervised学習などを行うことで、不変性の高い表現空間を取り出す働きをメトリック形成と読んでいます。これは、物理学の「ゲージ不変」を取り出すこととにた雰囲気かもしれません。人間の視覚の例でのべるなら、中心/周辺視野や、視野の歪みがあっても、外界を観察するデータに基づいて、視野内でとらえたある棒の長さは一定であるように認識できるようチューニングするということです。

Q.ネオコグニトロンで,初段は隣の画素ですが,後段になるとかなり遠方の関係を見ていることになりますが,それをどう解釈するのでしょうか?

山川> 画素が遠方であっても指定関係を特定すること自体は機構的には問題ないでしょう。その解釈については、画像空間中のより大局的な関係であるということかと思います。

Q.比較可能性は写像が存在する、というような意味かな、と思うと、整列構造は同型写像なのかな、と思いながら聞いていましたが、ちょっと違うでしょうか。

山川> 同型写像はそこに含まれる値に関わるものです。これに対して整列構造それ自体は値については述べていません。ただし有益な整列構造を選択する段階では、外界にをモデル化するのに適した整列構造が優先的に選択されるために、同型写像と関わりが生じます。

Q.例えば,TRANSFORMERは,客体化の一形態という解釈になるでしょうか?それともメトリック生成?

山川>  Transformerを自然言語処理に用いた場合、典型的には文法を反映したモデルに基づいて単語にアテンションを向けます。これは、典型的な客体化であると思います。ただしこのレベルでは画像のように境界を細かく変化させるのではなく、単語という要素をポインティングしています。ですからそのポインティング、時間シークエンス上で飛び飛びのポジションを選ぶことができます。

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■講演概要

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回のシンギュラリティサロンは、全脳アーキテクチャ・イニシアティブの山川 宏さんをお迎えし、「比較可能性と知能」をテーマにお話いただきます。「比較可能性をどのように流用/転用するからが知的システムの能力拡大において重要なテーマとなる」という山川さんに、人工知能研究の最先端から、興味深いトピックを届けていただきます。

* 山川 宏さんの過去の講演

シンギュラリティサロン#6 山川 宏「全脳アーキテクチャ実現への長き道のりをいかに支えるか」
第2回シンギュラリティシンポジウム ・パネルディスカッション「日本からシンギュラリティを起こすには〜その具体的な方策」 
シンギュラリティサロン#40 山川 宏「人間社会を支えるエコシステムとしての自律AI社会 – 存在論的リスクを克服するために -」

■開催日時と申込み

【日時】2021年5月30日(日)

【方法】ZOOMでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。
 ZOOMリンクは参加者本人のみご使用ください。リンクの転送はお控えくださいますようお願いします。

【参加費】 無料

【参加者】約110名

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と講師紹介

13:40 – 14:40 講演 「比較可能性から考える知能」

【講師】山川 宏(やまかわ ひろし)氏 
 全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表 https://wba-initiative.org/

プロフィール
1992年東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了。工学博士。同年(株)富士通研究所入社。1994年から2000年まで通産省RWCプロジェクトに従事、2014年から2019年3月まで(株)ドワンゴ
ドワンゴ人工知能研究所所長。現在、特定非営利活動法人全脳アーキテクチャイニシアティブ代表、東京大学大学院
工学系研究科特任研究員。人工知能学会(汎用人工知能研究会主査)、電子情報通信学会、日本認知科学会、日本神経回路学会などの各学会員。専門は人工知能、特に、汎用人工知能、全脳アーキテクチャ、概念獲得、意見集約技術など。産総研人工知能研究センター客員研究員、電気通信大学大学院客員教授、近畿大学情報学研究所知能システム部門長(客員教授)、理化学研究所生命システムセンター主管客員研究員、東京大学医学部客員研究員。共訳書に、「パターン認識と機械学習」、共著書に「人工知能とは」、「宗教と生命」、「AI時代の憲法論」などがある。

【講演概要】
四項類推では、4つの要素「A:B=A’。B’」と表されます。これを構成する関係は、Aに対してBを指定する関係(指定関係)と、同様にA’に対してB’を指定する関係、さらにその2つの指定関係が同じであること(指定関係等価性)です。こうした類推は、AかBのどちらかに、すでに多くの知識がある場合に有効です。

対して、世界から規則性(知識)を獲得できる帰納的推論を行うには、もう一つの関係が必要です。AとA’およびBとB’が比較可能ということです(比較可能性)。比較可能ということは、物理学では、単位系によって明示されます(例えば、重さと長さを比較することはありません。)。さらにAとBだけでなく、C、D、E、F…と大量のデータが必要になります。結局、帰納的推論には、指定関係、指定関係等価性、比較可能性の3つが必要であり、これを私は整列構造と呼んでいます。ですから、世界から知識を獲得する範囲を拡大するには、より柔軟に整列構造を作り出すことがキーとなるわけです。

これまでの研究から、指定関係やその等価性は比較的自由に設計できることが明らかになっています。一方、比較可能性は、基本的には物理的なセンサーの特性に帰着します。そう考えると、我々が抽象的な思考を行う場合であっても、その概念が実世界に接地しているなら、それはセンサにおける比較可能性に根を持つものであるはずです。つまり観測される要素の間に存在する比較可能性をどのように流用/転用するからが知的システムの能力拡大において重要なテーマとなるはずです。

そこで今回は、比較可能性の観点から、知能について議論します。ひとつには、近年発展している、Transformer等のアテンションを用いたニューラルネットワークと比較可能性についての議論を行います。さらに、カントの述べていた悟性や、C.S.パースがが述べていたhypoiconといった、哲学的観点からも触れたいと思います。

参考資料:https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjsai/JSAI2020/0/JSAI2020_2D6OS18c04/_article/-char/ja/

14:40 – 15:30 座談会 

【登壇者】山川 宏 氏 + 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

シンギュラリティサロン#47@SpringX 哲学の決定論 vs. 物理学の決定論:機械は自由意志を持てるか?

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

シンギュラリティーに向かう中で、機械(コンピュータ)はより人に近づいていくと考えられます。言い換えれば、機械は、これまで「人間だけの問題」であった領域に入り込んでいくでしょう。その中でも「機械は自由意志を持てるのか」という問題は、誰もが関心を持つ基本的な問いでありながら、科学技術の知見だけでなく、人文科学・哲学の知見も必要とする、もっとも難しい問題ではないでしょうか。

今回のシンギュラリティサロンは、「自由意志と決定論」をテーマに、哲学と物理学、その双方の視点から議論を深めます。

■開催日時と申込み

【日時】2021年3月6日(土)13:30 – 16:00

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信
※視聴URL:https://youtu.be/2ADDqH9xpc4
※SpringXイベントページ:https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202103/detail20210306.php

【参加費】 無料

【定員】なし

※本イベントは、Peatixチケットの申し込み(参加登録)がなくても、上のリンクから誰でもご視聴いただけます。なお、Peatixチケットの申込みをいただいた方には、Peatixを通じて、イベント日時・URLのリマインダーや今後のシンギュラリティサロンのご案内をお届けします。

また、SpreingXメンバーに登録(https://kc-i.jp/springxform  無料)いただければ、SpringX主催の講義・その他イベントのご案内を、SpringX事務局からお届けします。ご登録がまだの方は、ぜひこの機会にご登録ください!

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:35 ご挨拶(一般社団法人ナレッジキャピタル 松川泰氏)

13:35 – 13:45 講師紹介

13:45 – 14:45 対談 「哲学の決定論 vs. 物理学の決定論:機械は自由意志を持てるか?」

【登壇者】
木島 泰三(きじま たいぞう)法政大学 非常勤講師
2019年に博士(哲学)の学位取得(論文博士)。専門はスピノザおよびホッブズを中心にした西洋近世哲学。哲学者ダニエル・デネットの思想を中心にした現代の自然主義的人間観についても論じており、デネットの『思考の技法』、『心の進化を解明する』の翻訳を手がけた。
ウェブページ:http://edelmoedigheid.web.fc2.com/

谷村 省吾(たにむら しょうご)名古屋大学大学院情報学研究科 教授
1995年に博士(理学)学位取得。専門は理論物理、とくに量子力学の数学的基礎、圏論と微分幾何の応用。最近は意識の科学にも関心を持つ。AIの研究も開始。哲学に関しては素人であるにもかかわらず、哲学者に対してもの言う物理学者としても有名。主著に『トポロジー・圏論・微分幾何』、『幾何学から物理学へ』、『一物理学者が観た哲学』。
ウェブページ:http://www.phys.cs.is.nagoya-u.ac.jp/~tanimura/

【概要】
シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人類がついてゆけないほどのスピードで科学技術が猛烈な発展をはじめるときのことを言います。その結果として人間を超越する「超知能」が生まれたとき、人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

人間と機械を隔てている(と思われている)特徴として、意識の有無、とくにクオリア・自我・自由意志などの有無が取沙汰されることが多いと思います。一方で、世界で何が起こるかはすでに決まっているとする決定論は、強力な説得力があり、自由意志の存在を脅かすようにも思われます。しかし冷静かつ正確に考えるなら、決定論とはいかなるものなのでしょうか? 物理学は決定論なのでしょうか? 木島泰三氏の著書『自由意志の向こう側:決定論をめぐる哲学史』(講談社)を軸に哲学者と物理学者が討論します。

14:45 – 16:00 座談会 「『機械は自由意志を持てるか?』を哲学・物理学から議論する」

【登壇者】木島 泰三 氏×谷村 省吾 氏
 + 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

(座談会の最後には視聴者からの質問に答える、Q&Aコーナーも設ける予定です。)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、SpringX超学校ONLINEで、リアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン、JAPAN SKEPTICS (ジャパン スケプティクス)

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#46 渡辺 正峰「意識を科学のまな板にのせる - 20年後の意識のアップロードに向けて -」

詳細
シンギュラリティ(技術的特異点)とは、将来、 人工知能の能力が人類のそれをはるかに超え、 その結果として科学技術が猛烈なスピードで発展しはじめるときのこと。人間を超越する「超知能」が生まれたとき、 人類の歴史はどこへ向かっていくのでしょうか。

今回のシンギュラリティサロンの講師は、「シンギュラリティサロン#30(2018年7月21日、他)」「シンギュラリティサロン #33「意識をめぐる大冒険」(2019年3月10日)」に登壇いただいた、東京大学の渡辺 正峰さん。渡辺さんは、アカデミアで脳科学を研究する一方、「意識のアップロード」を目指すスタートアップ、MinD in a Device社を設立し、10年以上に渡る研究成果 をもとにした意識のアップロード構想の実現へむけて、精力的な活動を展開されています。

そんな「意識のアップロード」の最先端を切り拓いている渡辺さんに、意識を科学として捉えるためのアプローチと、マインドアップロード実現への道筋をお話いただきます。

■開催日時

【日時】2021年2月28日(日)13:30 – 16:00

【方法】ZOOMでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。
 ZOOMリンクは参加者本人のみご使用ください。リンクの転送はお控えくださいますようお願いします。

【参加費】 無料

【定員】300名

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と講師紹介

13:40 – 14:40 講演 「意識を科学のまな板にのせる - 20年後の意識のアップロードに向けて -」

【講師】渡辺 正峰(わたなべ まさたか)氏 
 東京大学大学院工学系研究科 准教授
 独 Max Planck Institute for Biological Cybernetics グループリーダー
 株)MinD in a Device 共同創業者 技術顧問

プロフィール
’93年東京大学工学部卒業、’98年東京大学大学院工学系研究 科博士課程修了。’99年博士研究員、’00年助手、’ 02年助教授、その間の米カリフォルニア工科大学留学などを経て 、現在は東京大学大学院准教授および独マックスプランク研究所客 員研究員。専門は脳科学で、特に意識に関し理論研究から実験的研 究まで幅広く従事。2017年に著書「脳の意識
機械の意識」を中央公論新社より刊行。10年以上に渡る研究成果 をもとに意識のアップロード構想を実現するべく、MinD in a
Device社技術顧問に就任。

【講演概要】
 研究対象としての意識は、長らく哲学と科学の間を彷徨ってきた。 意識の仮説を検証する術を我々が持たないためだ。素直に考えれば 、意識を有する脳を用いて仮説群を検証すべきところだが[1, 2]、生体である宿命から、仮説検証に必要な「意識の本質」の抽 出が許されない。無理に抽出しようとすれば、今度は脳が死んでし まう。

 この壁を乗り越えるべく、機械へと意識を宿す試み、すなわち、ア ナリシス・バイ・シンセシスによって意識の本質へと迫る手法を取 り上げる。ここで必須となるのは、 機械の意識を検証する手法である。空気がなければ飛行機械の開発 がままならないように、人工意識の検証法なくして、アナリシス・ バイ・シンセシスによる意識の探求は成立しない。

 そこで、機械の意識を検証する手法として「人工意識の脳接続主観 テスト」[3,4]を提案する。当該機械を自らの脳に接続するこ とにより、自らの意識をもって機械の意識を”味わう”。ただし、 人工網膜や人工鼓膜によっても感覚意識体験が生じてしまうように 、単に脳に機械を接続すればよいというものではない。テストの可 否を握るのは、機械に意識が宿った場合にのみ、脳との間で感覚意 識体験が共有される機械と脳の接続のあり方だ。ヒントとなるのは 、ロジャー・スペリーによって二つの意識が共存することが示され た分離脳である。

 また「人工意識の脳接続主観テスト」を思考実験として用いること により、情報に意識が宿るとするこれまでの仮説群の問題点を指摘 し、その代案として、神経アルゴリズム(生成モデル)が意識を生 むとする自身の仮説[5]を紹介する。

 最後に意識の機械への移植について議論する。上記、主観テストの 方法を用いて機械と脳を接続し、いくつかの仮定が正しかったなら 、20年後の意識のアップロードも視野に入ってくる。

[1] Watanabe, M., K. Cheng, Y. Murayama, K. Ueno, T. Asamizuya, K.
Tanaka and N. Logothetis (2011). “Attention but not awareness
modulates the BOLD signal in the human V1 during binocular
suppression.” Science 334(6057): 829-831.
[2] Watanabe, M.; Nagaoka, S.; Kirchberger, L.; Poyraz, E.; Lowe, S.;
Uysal, B.; Vaiceliunaite, A.; Totah, N.; Logothetis, N.; Busse, L. et
al.: Mouse primary visual cortex in not part of the reverberant neural
circuitry critical for visual perception. (in revision)
[3] Watanabe, M. (2014). “A Turing test for visual qualia: an
experimental method to test various hypotheses on consciousness.” Talk
presented at Towards a Science of Consciousness 21-26 April 2014,
Tucson: online abstract 124
[4] 渡辺正峰(2017)「脳の意識 機械の意識」中央公論新社
[5] 渡辺正峰(2010)「意識」『イラストレクチャー 認知神経科学―心理学と脳科学が解くこころの仕組み』村上郁也編 、オーム社

14:40 – 16:00 座談会 「意識は科学のまな板に乗るか? 20年後の意識のアップロードは可能か?(仮題)」

【登壇者】渡辺 正峰 氏 + 松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。こちらの「シンギュラリティサロン・オンライン(ZOOM)」は、従来のシンギュラリティサロンのテイストを踏襲し、「SpringX超学校ONLINE」よりも、高度で「コア」なテーマの講演と座談会をお届けします。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル