本編:
アフターサロン
私たちの脳から「意識」をコンピューターに移すことはできるのか? その時<わたし>はどうなるのか?
今回のシンギュラリティサロンは「意識のアップローディング」の実現に精力的に取り組み、6月に『意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く』(講談社)を上梓された、東京大学の渡辺 正峰准教授にお越しいただき、意識のアップロードの最前線とその課題についてお話いただきます。「意識の謎」から「デジタル不老不死」にまでせまる特別編です!
■開催日時と申込み
【日時】2024年8月3日(土)
【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
【参加費】 無料
【定員】なし
■タイムスケジュールと概要
13:30 – 13:40 「いつもの雑談」
13:40 – 14:40 講演「意識のアップロード後の<わたし>は<わたし>であり続けるか? – デジタル不老不死の技術比較と今後の課題について -」
渡辺 正峰(東京大学大学院工学系研究科准教授)
【講演概要】
ヒトの意識をアップロードする手法として、いくつかのものがこれまで提案されてきた。ただし、技術的な実現可能性や、果たして、アップロードされるのは自分自身であるかとの問題に対して、及第点を与えられるものは存在しない。
本発表では、本年6月に刊行された『意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く』をもとに、私の提案する手法を説明し、上記の二つの課題について、従来手法と比較検討したい。
【講演者プロフィール】
1970年、千葉県生まれ。東京大学大学院工学系研究科准教授。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。
専門は神経科学。著書にFrom Biological to Artificial Consciousness (Springer)、『脳の意識 機械の意識』(中公新書)、『理工学系からの脳科学入門』(共著、東京大学出版会)など。
14:40 – 15:25 討論「意識のアップロード・デジタル不老不死・シンギュラリティ」
【登壇者】渡辺 正峰氏、松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)、塚本 昌彦(神戸大学教授)
【進行】保田充彦 (ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表)
15:25 – 15:30 まとめ・次回予告
■シンギュラリティサロンとは
シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。
過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。
【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】
シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信しています。シンギュラリティサロンの「別版」として、より自由なテーマでよりコアな内容を、タイムリーにお届けしています。
【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/
■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局 admin@singularity.jp
主催
シンギュラリティサロン
共催
一般社団法人ナレッジキャピタル