シンギュラリティサロン#82「意識のアップロード後の<わたし>は<わたし>であり続けるか? > - デジタル不老不死の技術比較と今後の課題について -」

本編:

アフターサロン

私たちの脳から「意識」をコンピューターに移すことはできるのか? その時<わたし>はどうなるのか?

今回のシンギュラリティサロンは「意識のアップローディング」の実現に精力的に取り組み、6月に『意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く』(講談社)を上梓された、東京大学の渡辺 正峰准教授にお越しいただき、意識のアップロードの最前線とその課題についてお話いただきます。「意識の謎」から「デジタル不老不死」にまでせまる特別編です!

■開催日時と申込み

【日時】2024年8月3日(土)

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 「いつもの雑談」

13:40 – 14:40 講演「意識のアップロード後の<わたし>は<わたし>であり続けるか? – デジタル不老不死の技術比較と今後の課題について -」 
  渡辺 正峰(東京大学大学院工学系研究科准教授)

【講演概要】
ヒトの意識をアップロードする手法として、いくつかのものがこれまで提案されてきた。ただし、技術的な実現可能性や、果たして、アップロードされるのは自分自身であるかとの問題に対して、及第点を与えられるものは存在しない。
本発表では、本年6月に刊行された『意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く』をもとに、私の提案する手法を説明し、上記の二つの課題について、従来手法と比較検討したい。

【講演者プロフィール】
1970年、千葉県生まれ。東京大学大学院工学系研究科准教授。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。
専門は神経科学。著書にFrom Biological to Artificial Consciousness (Springer)、『脳の意識 機械の意識』(中公新書)、『理工学系からの脳科学入門』(共著、東京大学出版会)など。

14:40 – 15:25 討論「意識のアップロード・デジタル不老不死・シンギュラリティ」

【登壇者】渡辺 正峰氏、松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)、塚本 昌彦(神戸大学教授)
【進行】保田充彦 (ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信しています。シンギュラリティサロンの「別版」として、より自由なテーマでよりコアな内容を、タイムリーにお届けしています。

【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#81「2024年上半期AIニュース・ベスト10」

本編:

アフターサロン

シンギュラリティサロン恒例の「AIニュース・ベスト10」、2024年上半期版をお届けします!

生成AIをはじめとするAI技術の「加速度的発展」が、私たちの社会にますます大きな影響を及ぼしつつある中、
2024年上半期のAIに関する様々な話題の中から、特に重要だと思うものを選び、メンバーそれぞれの視点で分析・解説・考察しようという企画です。シンギュラリティサロンの叡智を集めて今年前半を振り返ります。ぜひご視聴ください。

■開催日時と申込み

【日時】右欄を御覧ください

【方法】YouTube Liveでのオンライン配信
※視聴URL:https://www.youtube.com/live/iMbux4uAZbI?si=Ktcfffot_Nu6-AWo

※SpringXイベントページ:https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202406/detail20240630.php

【参加費】 無料

【定員】なし

※本イベントは、上のリンクから誰でもご視聴いただけますが、Peatixチケットの申込みをいただいた方には本イベントのリマインダーや今後のシンギュラリティサロンのご案内をお届けします。よろしければご登録をお願いします。

また、SpreingXメンバーに登録(https://kc-i.jp/springxform  無料)いただければ、SpringX主催の講義・イベントのご案内をSpringX事務局からお届けします。こちらもこの機会にぜひご登録ください!

■タイムスケジュールと概要

【開催日時】6月30日(日)13:30~15:30

【参加費】無料

【講師】松田 卓也 氏(神戸大学 名誉教授)
    塚本 昌彦 氏(神戸大学大学院 工学研究科 教授)
    保田 充彦 氏(ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表 )

13:30 – 13:40 冒頭の雑談(全員)

13:40 – 15:25 「2024年上半期AIニュース・ベスト10」

 今年上半期のAI関連の出来事の「ベスト10」をあげて、ひとつづつ議論します。視聴者のみなさんからのコメントも大関係です!

15:25 – 15:30 まとめと次回予告

【司会】保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、SpringX超学校ONLINEで、リアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を開始しました。

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

一般社団法人ナレッジキャピタル・超学校SpringX、シンギュラリティサロン

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■「超学校ONLINE」とは■

科学、芸術、文化、ビジネスなど、 さまざまな分野の第一線で活躍するスペシャリストから「 本物の知」を学び、ともに考え、対話するプログラムで、 これから何か行動を起こしていきたいと考えるすべての世代の方に 向けて、感性を磨く学びをご提供します。

「超学校ONLINE」 は実践的な学びとスタートアップ支援のための施設「Spring X」のプログラムです。受講の際は「SpringX」 のメンバー登録が必要です。ぜひご登録ください。

↓↓↓■「SpringX」メンバー登録(無料)募集中!■↓↓ ↓

URL: https://kc-i.jp/springxform

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「SpringX」について

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2020年6月29日、 実践的な学びとスタートアップサポートの場「SpringX( スプリングエックス)」 がナレッジキャピタルの新施設としてオープンしました。

「SpringX」は、開業7周年を迎えたナレッジキャピタルが 開設した新施設であり、「超学校」や「対流ポット」など、 未就学児童から大人まで幅広い年齢の方が「 社会を動かす新たなアイデア」を生み出す力を養うことができる、 さまざまなプログラムを実施いたします。

プログラム開催時以外は、カフェ&バーとしてご利用いただけます 。

SpringXをご利用いただくには、メンバー登録(無料)が必要となります。

ぜひご登録ください。

▼メンバー登録(無料)はこちら▼

https://kc-i.jp/springxform

▼「SpringX」の詳細はこちら▼

https://kc-i.jp/facilities/springx/

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シンギュラリティサロン#80「健康に関連する食の情報とフードファディズム」

本編:

健康に関連する食情報があふれていますがウソも混じるので注意が必要です。食物や栄養が健康や病気に与える影響を過大に評価・信奉することをフードファディズム(Food Faddism)といいます。フードファディズムは場合によっては食生活を混乱させ、健康被害をもたらし、詐欺的商法に悪用されます。手軽に「健康」を手に入れたい消費者、飽和状態の市場において売り上げを増加させたい食関連産業、「食の情報」を売るマスメディア。「食」の周辺にはフードファディズムがあふれています。フードファディズムをキーワードに、一見科学的な食情報に混じるウソや誇張を再確認していただけると幸いです。

■開催日時と申込み

【日時】2024年3月10日(日) 13:30〜15:30

【方法】ナレッジキャピタル「超学校SpringX」 YouTubeLiveでのオンライン配信

【参加費】 無料

【定員】なし

■講師紹介

高橋 久仁子 氏

食品の広告問題研究会 主宰 / 群馬大学教育学部 名誉教授

1972年日本女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業、1982年東北大学大学院農学研究科食糧化学専攻博士課程修了(農学博士)。1988年群馬大学教育学部助教授、1996年教授、2014年定年退職、名誉教授。
現在は「食品の広告問題研究会」主宰。

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 「いつもの雑談」

13:40 – 14:40 講演 (高橋 久仁子 氏)

14:40 – 15:25 質疑応答

【登壇者】高橋 久仁子氏、松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)、塚本 昌彦(神戸大学教授)、小林 秀章 (セーラー服おじさん)
【進行】保田充彦 (ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信しています。シンギュラリティサロンの「別版」として、より自由なテーマでよりコアな内容を、タイムリーにお届けしています。

【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#79「2024年、シンギュラリティは近い!〜 AI発展の近未来予測・『シンギュラリティへの道』をアップデートする」

本編:

アフターサロン

「生成AI」が流行語のひとつとなった昨年は、「ChatGPT」や「Stable Diffusion」をはじめとするAI技術が社会に広く認知され、法的な面など懸念はある一方では本格的な利用も始まった分野もあります。「シンギュラリティの到来と人類社会への影響」をメインテーマに議論を続けてきたシンギュラリティサロンとしても、今、人類とAIの関係は大きな節目に来ていると感じています。

そのような大きな変化の中、これまでのAIの発展を振り返り、それらを踏まえて近未来のAI技術の発展を予想してみたいと思います。そして、私たち人類は今、「シンギュラリティへの道」をどこまで来ているのか、これからどこへ向かって進むのか、についてあらためて考えてみたいと思います。

■開催日時と申込み

【日時】2024年1月28日(日)

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 「いつもの雑談」

13:40 – 14:10 講演1「2024年のAI予測。専門家の予測は期待外れ?(仮題)」 
          松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)

14:10 – 14:40 講演2「カーツワイルのシンギュラリティ未来予測を再考する(仮題)」 
          塚本 昌彦(神戸大学教授)

14:40 – 15:25 討論「2024年、私たちはシンギュラリティにどれくらい近づくのか?」

【登壇者】松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)、塚本 昌彦(神戸大学教授)、小林 秀章 (セーラー服おじさん)
【進行】保田充彦 (ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信しています。シンギュラリティサロンの「別版」として、より自由なテーマでよりコアな内容を、タイムリーにお届けしています。

【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

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シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#78「2023年下半期 AIニュース・ベスト5+α」

本編:

アフターサロン

「生成AI」が流行語のひとつに選ばれた2023年は、文字通り「AIイヤー」でした。OpenAI、Google、Metaなど主要なAIデベロッパーが次々とAI技術・AIサービスを公開し、対話型AIや画像生成AIが広く普及する一方で、生成AIへの懸念が各国で議論されるなど、社会全体がAIに影響された1年だったと言えるでしょう。

今回のシンギュラリティサロンは、7月に配信した「上半期ベスト5+α」に引き続き、今年後半のAIに関するニュースの中からシンギュラリティサロンのメンバーが特に重要だと思うものを取り上げ、その意味と意義、今後のAI開発と人類社会への影響を議論します。

■開催日時と申込み

【日時】2023年12月30日(土)

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:35 冒頭挨拶と「雑談」

13:35 – 15:25 2023年下半期AIニュース・ベスト5(+α)

【登壇者】松田 卓也氏(神戸大学 名誉教授)・塚本 昌彦氏(神戸大学大学院工学研究科 教授)・ 小林 秀章 氏(セーラー服おじさん)・保田充彦(株式会社XOOMS代表、ナレッジキャピタル・リサーチャー)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信しています。シンギュラリティサロンの「別版」として、より自由なテーマでよりコアな内容を、タイムリーにお届けしています。

【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#77「『帰ってきたアルトマン』〜サム・アルトマン解任劇と今後のLLM/AGI開発」

本編:

アフターサロン

11月17日、突如飛び込んできた「OpenAI・CEO、サム・アルトマン氏解任」のニュースは、AI界隈のみならず、世間の多くの人を驚かせました。その後、解任の理由や首謀者についてさまざまな情報が飛び交う中、アルトマン氏のCEO復帰により、「5日間の乱」は一応の解決を迎えました。しかし、この事件の余波はいまだに収まることなく、今後のAI開発の方向性とAI普及のシナリオに、大きな影響を与えることになりそうです。

今回のシンギュラリティサロンでは、この「サム・アルトマン解任劇」を、あらたな事実を加えながら振り返り、その意味と意義を考えようと思います。そして、今後のLLM/AGI開発への影響を議論したいと思います。

■開催日時と申込み

【日時】2022年12月3日(日) 13:30 – 15:30

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 「いつもの雑談」とテーマ紹介

13:40 – 14:40 講演

■「『アルトマン解任事件』の顛末と真相、その意味すること」(仮題) 松田卓也(神戸大学名誉教授・シンギュラリティサロン主宰)

14:40 – 15:25 討論「『アルトマン解任事件』は今後のLLM/AGI開発にどんな影響を及ぼすか」

【登壇者】松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)、塚本 昌彦(神戸大学教授)、小林 秀章 (セーラー服おじさん)
【進行】保田充彦 (ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告など

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

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【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

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■主催
シンギュラリティサロン

■共催
株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#76「巨大深層学習モデルは科学を変え得るか?」

本編:

アフターサロン

イベント告知ページ
https://kc-i.jp/activity/chogakko/singularity/202310/detail20231022.php

■ 開催日時
2023年10月22日(日) 13:30〜15:30

■ 開催形式
YouTube Liveによるオンライン開催

■ 参加費
無料

■ 申し込み
不要

深層学習におけるこの10年の進展は、シンプルなパターン認識モデルであったニューラルネットワークを、複雑な知的タスクが解決可能な巨大言語モデル(LLM)にまで進化させました。未だできる事に制約はあるものの、LLMの能力はデータ駆動アプローチのAIで実現可能だと思われていた範囲を大きく逸脱しています。LLMによりAI研究が次のステージへ進み始めるであろうこのタイミングに、知的タスクの極限形である科学への影響を考えることは有意義なことだと思います。

そこで今回のシンギュラリティサロンでは、オッカムの倹約原理を一つの原動力として発展してきた従来の科学的手法を振り返るとともに、現在試み始められている深層学習アプローチの持つ特異性について議論したいと思います。特に深層学習の持つ不思議な性質であるoverparametrization、benign overfitting、in-context learningなどをキーワードにみなさんと議論したいと思います。また深層学習の科学応用を、説明モデリングから予測モデリングへの移行として、従来の統計学モデリングの文脈で整理したいと思います。

第1部:講演 瀧 雅人 氏
第2部:座談会 瀧 雅人 氏・松田 卓也 氏・塚本 昌彦 氏・小林 秀章 氏 / 質疑応答

■ 講師紹介
瀧 雅人 氏

立教大学 大学院人工知能科学研究科 准教授 / 理化学研究所 数理創造プログラム (iTHEMS) 客員研究員

深層学習が高い学習能力を発揮するメカニズムを明らかにし、より良い手法へ改善することを目指し、より説明性の高い深層学習アーキテクチャの開発や、敵対的事例など深層学習における未解明な部分の研究を行う。 深層学習を使った医療や神経科学などのサイエンスにおけるデータ分析、機械学習・深層学習を産業へ応用する社会実装に取り組む。
【略歴】2004年東京大学理学部物理学科卒業。2009年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了。
2009年から2012年まで京都大学基礎物理学研究所博士研究員。その後、理化学研究所 基礎科学特別研究員、数理創造プログラム(iTHEMS)上級研究員を経て現職。

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

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主催

シンギュラリティサロン

共催

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シンギュラリティサロン#75「『理系を5割に』の衝撃。『文理融合の時代』は来るのか?」

本編:

アフターサロン

昨今のAIの発展は、私たちの社会に大きな影響を与えつつあります。近い将来、いわゆる「知的労働」を含む、人間の仕事の大部分がAIに取って代わられるという予測もあります。そのような社会変革を見据えて、これからの人間にはどのような能力が求められるのか、そのために、子どもや若者への教育、特にプログラミングを含む理系教育をどのように行うのか、一方で旧来の人文系の学問はどうあるべきか、という議論も活発になっています。

今回のシンギュラリティサロンでは、物理学の研究者であり、長らく大学での理系教育に携わってこられた水野義之さんを講師にお迎えし、これからの『文理融合の時代』について、議論したいと思います。

■開催日時と申込み

【日時】右参照

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 「いつもの雑談」とテーマ紹介

13:40 – 14:40 講演

■講演:「『理系を5割に』の衝撃。『文理融合の時代』は来るのか?」 水野義之 (関西外国語大学 外国語学部 教授 英語・デジタル
コミュニケーション学科長、京都女子大学名誉教授)

「シンギュラリティサロン」で当初から問題にされてきたことの一つは、この「技術化」が進む世界の中で、「日本」の「科学技術」は戦って行けるのかという問題だったと思います。その背景としては、様々な指摘が可能ですが、ここでは過去30年ほどの文教政策(特に大学政策)の推移を俯瞰的に把握することで、一定の流れが見えるという問題提起をしたいと思います。こういう把握ができますと、2022年5月に岸田首相が「教育未来創造会議」で提起した理系を5割にするという方針についても、よく理解できると思われます。一言で言うと、文系と理系のバランス点の最適化を、今後は見直そうということだと思います。そこでこの講演では「『理系を5割に』の衝撃。『文理融合の時代』は来るのか?」と題して、まず『理系を5割に』の背景理解から始め、文系・理系問題(≒高校教育と大学入試の問題)にも言及しつつ、今後の社会にありうる『文理融合の時代』への展望についても、考えてみたいと思います。

14:40 – 15:25 討論「AI時代に求められる『理系』『文理融合』とは?」

【登壇者】松田卓也(神戸大学名誉教授、シンギュラリティサロン主宰)、塚本 昌彦(神戸大学教授)、小林 秀章 (セーラー服おじさん)
【進行】保田充彦 (ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表)

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告など

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信しています。シンギュラリティサロンの「別版」として、より自由なテーマでよりコアな内容を、タイムリーにお届けしています。

【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

■主催
シンギュラリティサロン

■共催
株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#74「大規模言語モデルは言葉の意味を理解しているのか?」

本編:

アフターサロン

「ChatGPT」は、2022年11年に OpenAI がリリースしたテキスト生成 AI で、あたかも人間を相手にしているかのような自然な会話ができること で注目を集めました。膨大なパラメータ数からなる深層ニューラルネットワ ークに巨大なコーパス (文例集) をデータとして与え、膨大な計算を実行することで、この AI は自然言語を取り扱う能力を獲得しました。このような仕組みを「大規模言語モデル (Large Language Model; LLM)」といいます。

実際にLLMと会話してみると、「おっ、この相手は言葉の意味をちゃんと理解しておるな 」と思わされます。「木の葉が揺れているけど、なぜでしょう?」と聞 けば、「風が吹いているからでしょう」と答えてくれます。だけど、ほん とうのところはどうなのでしょう? われわれが頭で考えるのと同じように、LLM も言葉の意味を理解し、思考することによって答えをひねり出している のでしょうか?

正解は今のところ誰にもわかっていません。なぜ言葉の意味を理解したかのように振る舞えるのかは、AI 研究者たちの間でも意見が別れています。

今回は、シンギュラリティサロンのレギュラーメンバーの間でも意見がわかれているこの謎を取り上げ、「今わかっていること」をふまえながら議論します。

■開催日時と申込み

【日時】2023年8月27日(日)

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信
※視聴URLは、申し込みいただいた方に返信メールにてご連絡します。

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 「いつもの雑談」と今回のテーマの紹介

13:40 – 14:40 講演

■講演1:「LLMは言葉の意味を理解していない」 小林秀章 a.k.a. ”セーラー服おじさん”
今回の全体テーマは「大規模言語モデル (LLM) は言葉の意味を理解しているか」である。まず、この問い自体について、掘り下げて整理し、いったい何を問うているのか、本質を明確化したい。この問いは、「LLM は内部に「世界モデル」の機能を備えたか」と言い換えてもよかろう。
われわれ人間は、言語習得以前から、内部に世界モデルを備えているので、それに慣れすぎていて、学習前には世界モデルを備えていない LLM の身になって考えるには、反実仮想的な発想の転換が必要であることを注意喚起する。LLM に課せられたタスクは、人間にはとうていこなせるものではなく、想像が及びづらい。それを踏まえた上で、「LLM は言葉の意味を理解していないと考えるのが自然であろう」と主張する私の立場について説明したい。正解が判明していない以上、逆の立場を完全に否定することはできないが、理解しているとするのは、かなり特殊な主張のようにみえる。「開けた覚えもない扉が勝手に開いとるぞ」。AI はもはや囲いの中でおとなしくしてはいない、と言いたいのか?

■講演2:「LLMは言葉の意味を理解している」  松田 卓也(神戸大学 名誉教授)

普段からChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)を頻繁に使っている身からの体験的な印象では、これらは極めて頭がよく、言葉の意味をよく理解していると考えざるを得ない。並の人間より圧倒的に優れている。しかしLLMが言葉の意味を理解しているかどうかに関しては、学会のコンセンサスは取れていない。なぜならLLMの基礎理論が分かっていないからだ。欧米の人工知能関係者の意見を見ると、ヒントン、ベンジオ、サスケバー、ウルフラム、チャーマーズのような大物は、理解している派である。ひとりヤン・ルカンのみが、大物としては理解していない派である。というわけで、真の専門家では理解している派が多いと感じる。理解していない派は、どちらかというと周辺部分の研究者と素人である。私はLLMの動きの理解には物理学の知識が必要であると感じる。単語の羅列である文章に意味が創発するのは、第二種の相転移である。これはカオスの縁とも呼ばれる現象と関連しており、生物の本質でもある。

■講演3:「LLMが言葉の意味を理解しているかは理解の定義による」 塚本 昌彦 (神戸大学大学院 工学研究科 教授)

「理解」とは何か。人間の理解に関しては、哲学、脳科学、 心理学、生理学、 教育学などの様々な分野で長年にわたり研究されており、 多岐にわたる現象と機能の解明がなされてきた。 この人間に対する「理解」をAIに適用する場合、 どの側面を捉えるかによってその有無に対する答えが変わる。 すなわち、否定派はより人間的、 肯定派はより機械的な側面を捉える。 その場合両者は異なる側面において否定及び肯定しているもので、 内容的に矛盾しないのに表層的に対立するという愚かな状況となり がちである。まずはAIに適用しうる「理解」 のさまざまな定義を列挙し、 次にそれぞれについて人間とAIを比較していくことこそ、 両者の「理解」の「理解」にとって有用なのではないか。

14:40 – 15:25 議論「大規模言語モデルは言葉の意味を理解しているのか?」

【登壇者】松田卓也、塚本 昌彦、小林 秀章 (セーラー服おじさん)
【進行】保田充彦 ナレッジキャピタル・リサーチャー/株式会社XOOMS代表

15:25 – 15:30 まとめ・次回予告など

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信しています。シンギュラリティサロンの「別版」として、より自由なテーマでよりコアな内容を、タイムリーにお届けしています。

【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

シンギュラリティサロン#73  「2023年上半期 AIニュース・ベスト5+α」

本編:

アフターサロン

今回は、恒例となりました「AIニュース・ベスト5+α」の2023年上半期版をお届けします!

AIの発展はますます加速し、メディアでもAIに関する話題が伝えられない日はありません。とりわけ最近は、ChatGPTに代表される「生成AI」が大きな注目を集め、テクノロジーの進歩だけでなく、私たちの社会に大きな影響を及ぼしつつあります。

そんなAIの加速度的な発展の中で、2023年上半期で特に重要だと思うAIニュースを選び、シンギュラリティサロン・コアメンバーの視点から解説を加えます。今年前半を振り返るシンギュラリティサロンをぜひご視聴ください。

 
■開催日時と申込み

【日時】
2023年7月23日(日) 13:30-15:30

【方法】YouTubeLiveでのオンライン配信

【参加費】 無料

【定員】なし

■タイムスケジュールと概要

13:30 – 13:40 冒頭挨拶と「いつもの雑談」

13:40 – 15:25  2023年 上半期AIニュース ベスト5+α

【登壇者】松田卓也、塚本 昌彦、小林 秀章 (セーラー服おじさん)、保田充彦

15:25 –  15:30 まとめ・次回予告など

■シンギュラリティサロンとは

シンギュラリティサロンは、シンギュラリティに対する専門家、 一般市民の意識改革を促すべく、グランフロント大阪・ナレッジサロンを 会場に2015年より講演や勉強会を重ねてきました。新型コロナウイルス「 自粛」後、2020年秋から、ナレッジキャピタル・SpringX超学校ONLINEでリアルとバーチャルを横断する新たなシンギュラリティサロンの活動を行っています。

過去のイベントはこちらのウェブサイトに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

【シンギュラリティサロン・ウェブサイト】

「シンギュラリティサロン」について

シンギュラリティサロン独自のYouTubeチャンネル「シンギュラリティサロン・オンライン」でも配信を開始しました。「シンギュラリティサロン・オンライン」では、シンギュラリティサロンの「オルターナティブ」な場として、より「コア」で「自由」なテーマ・内容をお届けしています。従来のイベント形式のほか、さまざまな話題をとりあげた短いクリップも配信しています。ぜひご覧ください。

【YouTube シンギュラリティサロン・オンライン】
https://www.youtube.com/@user-cf7md9zf9s/

■お問い合わせ:シンギュラリティサロン事務局  admin@singularity.jp

 
主催

シンギュラリティサロン

共催

株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル

「シンギュラリティサロン」について

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、人工知能の能力が人類のそれをはるかに超える出来事または時点と定義され、それ以降の人類の歴史は予測できないとされています。またその時点で人工知能の能力が爆発的に進化する知能爆発が起きるとも言われています。

本サロンでは、シンギュラリティに関する公開講演会や勉強会を定期的に行い、シンギュラリティを様々な側面から議論することによって、主として専門家と一般市民の意識改革を行うことを目指しています。

(詳しくは設立趣旨へ)