講演
2016/09/18 (日)
13:30-15:00「知識:その神経科学,その意義,その進化」
15:00-15:30 自由討論
講師
倉重 宏樹(電気通信大学大学院情報理工学研究科研究員)
定員 100名(先着順・入場料無料)
※ご来場の際はナレッジサロン受付けで、シンギュラリティサロンに参加される旨、お伝え下さい。
講演概要
人類の歴史は知識の発展の歴史であるといっても過言ではない.我々は個人のレベルでも,また人類コミュニティのレベルでも,外界からの情報や脳の内部で創成した情報を,知識として構造化して発展させてきた.このような知識の発展は,しかしながらただ無作為的に情報が蓄積する過程ではない.多くの神経科学や心理学の知見は,知識がいかに発展するかについての法則性を明らかにしつつある.本講演では,それらの知見を概観した後,とくに脳の作動原理としての最適化という観点から,知識の発展過程を記述しうる理論を模索したい.さらにこれを踏まえ,知識発展のテクノロジーによる増進の可能性を,とくに人工知能との共創という観点から議論したい.
主催
シンギュラリティサロン
共催
株式会社ブロードバンドタワー、一般社団法人ナレッジキャピタル